《絵本レビュー》うしとざん
こんばんわっ!
今日は、ものすごく眠かったです。
公園の白木蓮は、美しい花を咲かせてました。
白い花びらに、赤紫の筋がピーっと入って本当綺麗でしたよ。(浴衣の柄にありそう)
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【うしとざん】です。
作者は、高畑那生さん。
初版は、2020年12月です。
《ストーリーについて》
やあ、どうも。
これから牛に、のぼりませんか?
そっと牛に近づいて、前足から登り背中についたら自転車を借り、お腹がすけば、ご飯屋さんへ。
牛のお尻に到着して降りるのですが....。
奇想天外な牛の登山と、主人公といろんな登山者との絡みが楽しい物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、牛の顔に牛の登山者が登ってバンザイしている様子が描かれていて、もうそこから面白さを感じる。
②見返しは、再生紙みたいな用紙に牛柄が描かれていて、リアルな牛の皮膚感がある。
③題字が、白地に黒い縁がついている手書き風な書体が、牛を想像させるし絵とマッチしている。
④絵も、牛と主人公の比率がすごい。牛が山のように大きいので、やっていることは本当に登山。
⑤文は、山での礼儀でもある登山者とのコミュニケーションがよく表現されているし、それとは対比して奇想天外なことも書かれている。
⑥登山する牛の選び方が、独特。半分寝ているような牛が登りやすいという事実(笑)
⑦人間だけではなく、豹や宇宙人も登山しているところがビックリ!!
⑧しかも、牛の背中に自転車乗り場やご飯屋があるところとかも不思議だけど、もうビックリしない(笑)そういう世界観。
⑨しっぽをつたって、降りる人もいれば、そこから登ってくる人もいるという自由度の高さが素敵。
⑩最後は、糞にまみれながらの下山成功ならぬ下牛で、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『うしとざんしたくないー、だってうんちあるもん』
『うしってさぁ、コブあったっけー?なんでこのうしさん、コブあるの〜?』
『うしはね、ぎゅうにゅうがね、おっぱいからでるんだよっ?わかる?』
って、言ってました。(笑)
わたしは、この主人公の男の人になりきって読み聞かせしました。登山なので、やたらとハァハァ息をきらすようにみせかけて(笑)
《おしまいの言葉》
私たち一家は、登山が好きでですねよく若い時は登ってたんですよね。
この絵本のように、登山のマナーやコミュニケーションの取り方があってですね。
やたらと、あいさつと情報共有をするという(^^)なんか、こう集団意識がめばえるんですよね。
また、登りたいなぁ〜!!!!
☆彡
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