《絵本レビュー》給食番長
こんばんわ!
また寒くなってきましたね。
まだ2月ですもんね。
でも、暦の上ではもう春なわけで、今日は桜の木を見上げながら散歩してました。
こういう、毎日の日課というか習慣づいていることが、わたしの精神安定剤になるのです(笑)
んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は、【給食番長】です。
作者は、よしながこうたくさん。
初版は、2007年6月です。
《ストーリーについて》
わんぱく小学校の給食の時間は、給食番長が仕切ってます。
嫌いな食べ物は残させて、すぐ遊びに行っちゃうのです。
おかげで給食のおばちゃんは悲しみ怒り、とうとう家出されてしまいました。
仕方がないので番長とその友達は張り切って自分たちで作ることにするのですが.....。
さてはて、そのお味は!?
給食番長の給食を通して成長する物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が給食室で、元気に大暴れしている給食番長が描かれていて物語の楽しさが伝わる。
②見返しも、スゴロクできるような絵で子供達も楽しめる。
③題字の文字は、給食番長のハチマキに沿ってレイアウトしてありこだわりを感じる。
④絵も、小学生の活発な動きと表情がリアルに描かれていて懐かしい。
⑤文は、給食番長に従っている子分のような友達との関係が懐かしいし、誰かさんと重ねてしまう(笑)
⑥副音声ならぬ、福岡弁バージョンの文も書かれているので、そういうところも面白いし嬉しい。
⑦漢字まじりでルビもふってあるので、小学校低学年でも、自分で読むことができると思う。
⑧どのページでもちょこちょこ、隠れ動物が出てくるところが可愛いし、子供たちにもウケる。
⑨大鍋や食器を日が暮れても洗っている給食番長とその仲間たちに同情もするしエールを送りたくなる。
⑩最後は、給食のおばちゃんと、番長たちと和解してハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『きちんと、ごはんをたべてから、おそとにあそびにいかなきゃだめだよねっ?』
『わたしは、ちゃんとするよ!おのこしはゆるしまへんでーやもん♪』
『だんしはねぇ〜いつもおおく、たべたりさわいだりするんだよねぇ』
って、言ってました。(笑)
わたしは、〝そうそう、こういうことあったあった〟って懐かしく思いながら読み聞かせをしましたねぇ。
《おしまいの言葉》
いつの時代も、こういう男の子はいますよね。
番長みたいな男の子っ(笑)
でも、心優しいんですよね(^^)そして、繊細だったりする。
なんでも、身を守るために真反対の性格になることってアルアルですよね。
大人になると、そういうことが解ってくるので微笑ましい目で見守ることができます。
☆彡
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