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《絵本レビュー》ぎょうれつのできるチョコレートやさん
こんばんわっ!
今日はですね早朝から映画〝えんとつ町のプペル〟を観に行ってまいりました。(ちなみに5時起きです(笑))
何歳になっても、希望や夢はあきらめちゃいけませんねっ。
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ぎょうれつのできるチョコレートやさん】です。
作者は、ふくざわゆみこさん。
初版は、2018年3月です。
《ストーリーについて》
いつも一緒の仲良しは、最高のコンビ!
引っ込み思案で慎重、でも心優しいキタリスくん。いたずらっこで好奇心旺盛なシマリスくん。
ぐうぐう山にたくさんの、木の実がなる季節にくるみを拾っている男の人がいました。
クルミ取りを手伝ったリスたちに、チョコレートのお店をしている男の人からチョコレートをもらいました。
2匹は箱を抱えて歩いていると、ひよこの兄弟が風船の取り合いをしていて割れてしまって泣いてしまいました。
リスたちが、とった行動とは?
甘い香りが漂ってきそうなチョコレートを配って様々な問題を解決していく美味しい物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、チョコレートを作っているキタリスくんとシマリスくんが描かれていて、とっても美味しそう。
②見返しも、いろんなデコレーションされたチョコレートの絵が美味しそう。
③題字が、木枠の中に小枝とチョコレートで文字が表現されているところが凝っているしオシャレ!
④絵も、まるで山にいるような自然いっぱいの背景と、そこで暮らす動物たちの毛並みや表情が豊かに表現されている。
⑤文は、リスたちの凸凹な関係性や問題を抱えている動物たちにチョコレートをあげる様子が優しく書かれているところ。
⑥とにかく、チョコレートが美味しそうで食べたくてたまらなくなる。種類も豊富でオシャレ!
⑦どの動物たちも、チョコレートを食べると元気になっていくところが面白いし笑顔が素敵。
⑧シマリスくんとキタリスくんが、森であったお兄さんのチョコレートのお店で修行をするところが可愛い。しかも、互いに才能あり!
⑨そして、2匹がチョコレート店を森で開く快挙ぶりと、その理由も優しい。
⑩最後は、本当のお人好しはシマリスくんなんじゃないかとキタリスくんが心の中でこっそり思いながらのハッピーエンド
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『えー、どうぶつたちもさ、チョコレートすきなんだねぇ♡みんなすきよねっ!』
『すなおじゃないシマリスくんとおひとよしのキタリスくんが、いいコンビよね』
『ふかふかのリスさんのしっぽでねたいなぁ〜』
って、言ってました。(笑)
わたしは、この凸凹な2匹のリスが尊重し合いながらチョコレート店をオープンする様をホッコリしながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
こういう風に、誰かと何かをする時って、もめやすそうなんですが、このリスたちは協力して尊重して、お店をオープンさせるわけなんですよね。
これって、なかなか簡単なようで難しいとおもうのです。
それぞれの才をどう活かして尊重するのかを教えてもらった気がします(^^)
勉強になりますっ!
☆彡
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