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《絵本レビュー》ぶーちゃんとおにいちゃん
こんばんわっ!
今日は、あっちこっちどっちそっち用事で出かけてました。
移動中って、なんだか時間がもったいない気がするんですが、良い気分転換になってるのかもしれないなぁ、な〜んて思いながらハンドルを握ってました。
んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は【ぶーちゃんとおにいちゃん】です。
作者は、島田ゆかさん。
初版は、2004年11月です。
《ストーリーについて》
大好きなお兄ちゃんの真似ばかりしてしまうぶーちゃん。あんまりしつこいので、お兄ちゃんはちょっとうんざり。
隙を見てお兄ちゃんは別の部屋で1人を満喫。
でも、ぶーちゃんが来たので、外に出ました。
ところが、サッカーボールを蹴るとお母さんの鉢植えを割ってしまって!?
ぶーちゃんとお兄ちゃんの日常的な仲の良さにホッコリする物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、物語のその後が描かれているような絵で読めば納得できるところ。
②見返しにも、作者の島田さんの他の絵本にも登場する名脇役が描かれていて嬉しくなる。
③題字の文字が、主人公の犬の耳やしっぽを彷彿させるデザインでとってもこっているところ。
④絵も、お兄ちゃんの真似ばかりするぶーちゃんの目線や、家の家具のデザインがいちいちこっていて素敵。どれもこれも犬っぽいデザイン。
⑤文も、こうすればこうするみたいな兄弟のかけあいが、むつまじく表現されているところ。
⑥主人公の犬のシワのディテールがリアルで質感とか、体温も伝わってきそう。
⑦色味が濃くてとっても丁寧で細かいし、影も付いているのでよりリアルにみえる。
⑧特に、肉球の色味なんてリアルすぎてツンツンしたくなる。
⑨サイズも、コンパクトなので小さい子供も手に取って読みやすい。
⑩最後は、お兄ちゃんがぶーちゃんにおもちゃをたくさんかしてあげてハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『あー!これ、しまださんのえよね?バムとケロのよね?』
『ぶーちゃんってさ、おにいちゃんがだいすきなのよねっ、わかる♡わたしも、ねーねがだいすきだもんっ』
『わたしも、おおもりのオムライスたべたいなぁ〜ジロリ...』
って、言ってました。(笑)
わたしは、この犬の兄弟が、うちの娘たちにみえて、うんうんと頷いたり微笑みながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
うちの娘たちをみていると、この絵本に出てくるぶーちゃんみたいに、お姉ちゃんの真似ばかりするんですよね。
だから、妹の方が成長は早いのかもしれません。なんか、妹って強いんですよね。
となりのトトロの〝さつきとメイ〟みたいな感じですかね(笑)
お姉ちゃんは、大変です。
いつか、報われるよっ、おね〜ちゃん!
☆彡
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