《絵本レビュー》そらの100 かいだてのいえ
こんばんわっ!
いつも、夕方の娘たちのお迎えの後に、公園に連れて行くのですが、次女のお友達に遭遇しまして(^^)
そこの、お父さんからウチの子供達も遊んでもらってですね。(ありがたい)
聞けば、娘さんが生まれた時からずっと公園に連れて行っているそうな。
ウチの夫にも、爪の垢を煎じて飲ませ....
んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は【そらの100 かいだてのいえ】です。
作者は、いわいとしおさん。
初版は、2017年8月です。
《ストーリーについて》
ある寒い雪の日のこと、お腹を空かせたシジュウカラのツピくんがみつけたのは、一粒のひまわりの種でした。
『これじゃ、おなかいっぱいにははらないや....そうだ!花を咲かせて種を増やそう!』
ツピくんは、植える場所を探しに空へと飛びたちました。
雲の上の不思議な家へ!
雨や風と友達になって、どんどん上の階に行くたびにひまわりが成長していく楽しい絵本です。
《10コの好きなところ》
①表紙に、各階の住人が雲の上に描かれていてとてもワクワクする。
②サイズも、縦長で縦に開いて下から上へと読み進めていくところが面白い。
③題字は、絵のような書体で表紙と一体化している。
④絵も、1階から100階までびっちり住人が描かれていて、各階でいろんな行動をしているところが面白い。
⑤文も、自然の恵みをうけてどんどん育っていくひまわりの種の様子が的確に表現されているし、シジュウカラのツピ君の言葉の語尾の癖がかわいい。
⑥各ページ10階ずつ描かれているので見やすいし、住人もそれぞれ一緒なので町のような感じで楽しい。
⑦雲の上の世界観を物語にしているところが未知すぎてワクワクして期待してしまうし、期待を裏切らないボリューム。
⑧この、下から上に見ながらページをめくっていく読み方が、まさにこの物語ぴったりで、よく考えられている。
⑨上に行けば行くほど明るい雰囲気になってくるし科学的な視点からも読めるので子どもたちにとっても勉強になる。
⑩最後は、大きな大きなひまわりの種ができてハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『ツピくんのはなしかた、かわいいっピィ〜♡』
『えっ?たいようがおかあさんなのぉ?なんで?なんでぇ〜?』
『ひまわりのタネはね、うちのハムちゃんもだいすきだけど、たべすぎたらふとるんだよ?』
って、言ってました。(笑)
私も、読み聞かせをしながら100階までの各階の様子をチラチラみて楽しみました(^^)
《おしまいの言葉》
なんか、昔こういう家をよく書いていたなぁなんて思い出しました。
ワクワクするんですよね。
この絵本は、100階まであるんですよね!
凄くないですか???
びっしり一階一階、絵が書かれていて本当に見るだけでも楽しすぎる絵本でした。
☆彡
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