《絵本レビュー》しろくまきょうだいのセイウチまつり
こんばんわっ!
今日からコンビニで始まった、サンリオhappyくじを5回もしちゃいました。(ヤケクソ)
とはいえ、なんかクジって引くワクワクがありますよね。ついつい、次こそはっ、欲しい物が当たりますようにってやっちゃうんです(笑)
...んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は【しろくまきょうだいのセイウチまつり】です。
作者は、庄野ナホコさん。
初版は2020年1月です。
《ストーリーについて》
しろくまの兄弟、トーリャとパーフカがとっても楽しみにしているセイウチまつり。
でも、ちいさな妹のミーンカが病気でお祭りには行けないってお母さんが言うのです。
そこで二人は、お母さんに内緒で出かけたお祭りは....
白くきらめく氷の世界と、しろくま家族のあたたかな物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙は、しろくま兄弟がセイウチ祭りでお楽しんでいる様子が描かれていて、物語に興味がわく。
②本のサイズも、小さすぎず大きすぎずで小さな子でも手に取って読めるところ。
③題字の文字も、カワイイ明朝体で弧を描くようにレイアウトされていて、お祭り感を感じる。
④絵は、こぐまの兄弟の顔のパーツが性格を物語っているし、美しい北極の背景がはいってくる。
⑤文も、お母さんに内緒で、お祭りに出かけるところも共感するし、熱を出して行けない妹に、お土産を買ってくる流れもとても素敵。
⑥楽しみにしている〝セイウチまつり〟の為に何ヶ月もお小遣いをためている兄弟が愛しい。
⑦〝セイウチまつり〟と言うことだけあって、屋台にセイウチの串焼きがあるというリアルな設定。
⑧北極ならではのお祭り、氷の像や、しろくまたちもマフラーやスカーフをしているところが人間っぽくておもしろい。
⑨シロクマのおかあさんは、二人の帰りを家の外で待っているところに、共感。
⑩最後は、お母さんと妹にお祭りの話をして、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『でもさ、かってに、おまつりいっちゃダメだよね。おかあさん、しんぱいするよ!』
『ほっきょくって、さむいんだよね?だからマフラーしてるんでしょ? 』
『おかあさんにギュッとされたらさ、ないちゃうよねっ、わたしもわかるよ!』
って、言ってました。(笑)
わたしは、お話の舞台が北極というところだけでもウキウキしていたのに、この、兄弟がとにかく愛しいなって思いました。
《おしまいの言葉》
うちの、娘たちも突飛な行動をする時があります。(笑)
わたしは心配性なので、目を離した瞬間いなくなられると本当不安になりまくるんですよね。
それで探して見つけると、このしろくまのお母さんのように無事で良かったと思うわけです。
無償な愛なわけです。
しろくまも人間も同じですね。
☆彡
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