《絵本レビュー》もじもじこぶくん
こんばんわっ！
今日も日が沈み夜になりましたね...なんでしょうね、この疲労感。
でも、いつも行かないコンビニの一番くじが半額だったので（店員さんオススメ）引いてみたら、ほしかったトートバッグが当たったんです（C賞）！！！
テンション上がったところで、今宵もやっていきましょう！（笑）
レビューする絵本は【もじもじこぶくん】です。
文は、小野寺悦子さん。
絵は、きくちちきさん。
初版は、2016年4月です。
《ストーリーについて》
こぶたのこぶくんは、とっても恥ずかしがり屋さん。
アイスクリームを買いにお店の前まで来ましたが、恥ずかしくなって声が出ません。
その間に、サイおくさんやワニにいさん、それから他のお客さんが次々にアイスクリームを買っていきます。
落ち込んでうなだれていたら、小さな声が聞こえてきて....
果たして、小さな声は誰でしょう？そして、アイスを買うことはできるのでしょうか？
もじもじしているこぶくんが、ある出逢いによって成長する物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙は、もじもじしている子豚のこぶくんが描かれていて、性格がすぐに解る（笑）
②見返しは、アイスクリームのコーンの色の用紙で物語とマッチしているし美味しそう。
③題字の文字も、こぶくんの絵で使われている線と同じで少しかすれていたり、手書きっぽくてかわいい。
④絵は、水彩画でやさしいタッチ。ラフっぽいんだけど、緻密で表情も動きもむしろしっかりと伝わる。
⑤文も、もじもじしているこぶくんと対照的な性格のキャラクターがたくさん出てくるところが、よりこぶくんの性格を引き立たせている。
⑥そもそも、アイスクリームを買いにいくという設定がかわいいし、子豚が主人公というところもかわいい！尚且つ、もじもじしている性格とくれば、鬼に金棒。
⑦ワニにいさんが、アイスクリームを買いまくるページの、こぶくんの追いやられている表情がなんとも言えない。同情する。
⑧アイスクリームをなかなか買えないこぶくんがうなだれて鼻の先が地面に届きそうな佇まいがかわいいし、ここがキーポイントととなる。
⑨アリとの出逢いによって、こぶくんに力が宿るところが本当素敵で優しいなと感動。
⑩最後は、アリのありいちゃんと無事アイスクリーム食べて、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち（7才・5才）は、
『わたしも、こぶくんといっしょのチョコあじがすきよー♡』
『ワニおにいさんはかいすぎたよね（ぷんぷん）くちのなかにさ、アイスクリームたくさんはいってるし！』
『アイスクリームやさんの、やぎねえさんってさ、やさしいよねっ♫だってさ、ニコニコしてるもんっ！』
って、言ってました。（笑）
わたしは、当たり前のことが当たり前じゃなくて、日常的なことに成長のドラマがあるんだなぁ〜なんて思いながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
こぶくんみたいな子どもって、結構いますよね(^^)
うちの次女も、場面によって〝もじもじ〟を発動させます（笑）
あれは、なんなんでしょうね。
勢いが良い日は、大きな声で話せるんですがね。
まぁ、そういうところを、この物語のやぎねえさんみたいに、にっこり見守りたいです。
全てが良い思い出になるでしょうよ♫
意地でもっ！！
☆彡
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