《絵本レビュー》100円たんけん
こんばんわっ!
今日は、風が強い。
もー、この歳になると乾燥がすごいんです。
もともと乾燥肌っていうこともあるんですが、ほんと辛いです(笑)
んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は【100円たんけん】です。
文は、中川ひろたかさん。
絵は、岡本よしろうさん。
初版は、2016年10月です。
《ストーリーについて》
コンビニで、おかしをおねだりしたら、『100円までよ』って言われた。
100円ショップにいったら、なんでも100円だった。
じゃあ、よそのお店では、100円で何が買えるのかな。
ボクとお母さんは、商店街に行って調べてみることにした。
名付けて、〝100円たんけん!〟
肉屋さんの量り売りで、100円分のお肉を買ってみよう。
魚屋さんに、100円で買えるものはある?
1800円のケーキ、100円分はどのくらい?
子供達にとって、身近な値段〝100円〟で買えるものを比べてみよう。
お金のこと、暮らしのことに興味がわいてくる絵本です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、100円硬貨の回りに主人公が探検したお店の人々が描かれていて、ストーリーの期待が高まる。
②見返しにも、今度は探検した商店街が描かれていて、主人公が住んでいるところの雰囲気がわかる。
③題字の文字が、主人公が描いたような、表紙とマッチした書体で楽しい感じ。
④絵も、あたたかいタッチや、ユーモラスな表現でわかりやすく親しみがわく。
⑤文も、お金の成り立ちや100円で買えるものが次々と紹介されていくところが楽しいし小さい子供でもわかりやすいと思う。
⑥店内がとても細かく描かれていて、それを見るだけでも見応えがある!!!
⑦100円ショップが話の中に出てくるところが今っぽい。
⑧いろんなお店で、100円で買えるものをお店の人が教えているところが、優しいし、地域全体で子育てをしているような一体感が伝わる。
⑨お母さんが、今日一番のやる気をみせた100円で買えるものが宝くじ!というところに笑ってしまった(笑)共感。
⑩最後は、母の日のためにカーネーションを一本100円で買ってハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『コンビニさ、このおとこのこもすきなのね!わたしたちもダイスキだよねっ』
『わたしも、100えんでおかいものしたいーーー!ぜったいぴったりにするからぁぁ』
『タコは、100えんではかえないよねぇ、しってるよっ♫すごいでしょっ』
って、言ってました。(笑)
100円探検と、名付けて主人公の男の子がモノの値打ちを身につけていく様子と娘たちを重ねて読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
小さい頃、母に100円もらって駄菓子屋さんによく行ってました。
選んで計算してって、なんか楽しかったんですよね。苦ではなかったなぁって。
自分で選んだ、お菓子を大事に食べて幸せを感じてたあの頃をふと、思い出しました。
モノの価値も大事で、そこに紐付けされる思いもまた大事ですよね。
☆彡
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