《絵本レビュー》ゆきのひのたんじょうび
こんばんわ!
先ほどですね、長女(7)の前髪を切ってあげたんですが、号泣されてですね。
うちの子、女子力高すぎて困ってるんです。
わたしも、切りながら笑ってしまいまして。
すきバサミが見つからなくてですね....。
反省しております。
きっと、彼女はテンションが激下がりで、わたしく恨まれることでしょう。
はい、それでは今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ゆきのひのたんじょうび】です。
絵と文は、岩崎ちひろさん。
案は、武市八十雄さん。
初版は、1973年6月です。
《ストーリーについて》
明日は、主人公のちいちゃんのお誕生日なんです。
そして、今日はお友達のお誕生日なのでカードを書いてプレゼントを持っていきました。
ところが、お誕生日ケーキのローソクを間違って、ちいちゃんは消してしまいました。
お家へ帰るちいちゃん.....
明日の誕生日と、お友達の関係はどうなるのでしょうか?
全ての、子供たちが共感できるステキなお誕生日の物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、お母さんからもらった、あかい帽子と手袋を身につけているちいちゃんの可愛い絵がステキ。
②見返しも、揉んだ紙がプリントされている用紙で、ちいちゃんのだいすきな雪にもみえる。
③題字の文字は、明朝体で小さめにレイアウトしてあるところも、小さな子どもをイメージさせる。
④絵も、水彩画が子供や冬の日の優しさや柔らかさが表現されているようにみえる。
⑤文は、子供の女の子の言い回し方がとっても可愛くて、自分の幼い頃と重ねて共感する。
⑥カラーのページとモノクロのページで、その時のちいちゃんの感情が反映されてる。
⑦友達の誕生日のロウソクの火を消してしまうところとか、わたしからしてみれば可愛すぎる。
⑧嫌なことがあったら全部がキライになるところとか、共感でしかない。
⑨ところが、良いことがあったら、全部が好きになるところも、共感でしかない(笑)
⑩最後は、お友達とおかあさんがお誕生日を祝ってくれてのハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『なんだか、よかったよね!ちいちゃん。おともだちとなかよくできて!』
『ちいちゃんってさぁ、ゆきがすきなんだねっ!おたんじょうびが、ふゆってこと?』
『いーなぁ、おうちにゆきがつもってさ、わたしたちのところもさぁ、つもればいいのにねー』
って、言ってました。
わたしは、このちいちゃんの気持ちがわかるんですよね。全部がキライになったりスキになったりと子供って純粋で単純なんですよね。
《おしまいの言葉》
ちいちゃんの生まれた日に雪が降っていたように、わたしの場合は、6月で雨が降っていたそうです。
紫陽花の花や、湿った匂いを懐かしく思うのは、そのせいかもしれません。
誕生日を好きな人もいれば嫌いな人もいると思います。(笑)
わたしは、自分自身で祝い続けてあげれるような生き方ができればなぁと思ってます。
☆彡
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