《絵本レビュー》あおいらくだ
こんばんは(^^)
今日の夕方にダブルレインボーがみれました!皆さんのとこでは、みれましたか?
めちゃくちゃ綺麗でウキウキしましたよ(笑)何か、良い事が起こるといいな♫
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【あおいらくだ】です。
作者は、茂田まみこさん・長村さと子さん。
絵は、楓真知子さん。
初版は、2020年10月です。
《ストーリーについて》
旅に出ている青いラクダは、ある日、茶色いラクダに出逢います。
青いラクダは、会話の中で驚きました。
自分とは、〝空・夜・海〟に対する価値観が全然違っていたのです。
おまけに、〝へんてこな色をしてる〟と言われたり…
そんな2頭は、互いに興味が湧き!?
人生の旅の途中で、出逢いによって考え方が変わり、認め合う様子が美しい一冊です。
《10コの好きなところ》
①表紙は、青いラクダが鳥の群れと共に旅しているところが描かれていてワクワクしてしてしまう。
②見返しも、空色の青いラクダをイメージしたような用紙で爽やか!
③題字の文字が、手書きのレインボーカラーで作者の多様性(LGBTQ・発達障害・海外ツールの子供たちなど)な社会を目指す想いが込められているように感じる。
④絵は、前向きで前進する青いラクダが、茶目っ気たっぷりに描かれていて可愛い。
⑤文は、その青いラクダが沢山の美しいことを知っていたり、茶色のラクダとの価値観の違いを認めたりする様子が前向きに楽しく書かれている。
⑥各ページの上部に青いラクダと茶色いラクダの位置マップみたいな絵がレイアウトされているところが面白い。(RPGみたい(笑))
⑦文に、沢山の自然を取り入れて詩的に仕上げている構成も素敵。
⑧この2頭は、互いを認め合って楽しんでいるところがスムーズだし不自然ではなく、ごくごく自然に感じる。
⑨それが、すごく平和で愛だなぁって考えさせられるし、清々しい。
⑩最後は、豊かな気持ちになって、さようならでハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(8才・5才)は、
『なんか、かんどうした!あおいらくだのことを、へんてこっていわれたけど、なかよしになるところがすき♡』
『あおいらくだってさ、ほんとうにいるの?みたいよ!!!』
『わたしもね、よるのツキがすきなんだよねっ!だってさ、いつもみてるもん!』
って、言ってました。
わたしは、このみんな違ってみんな良いという考え方がとっても素敵だなぁ、心地いいなぁと思いながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
マイノリティーっていう言葉って数年前から表立って頻繁に使われてますよね。
誰だって、平和や愛や共存できるような社会がいいに決まってますよね(^^)
私もそうで、そう願ったり考えたりするわけなんですが。まずは知ることや、出来れば経験できれば理解や納得ができると思うんです。(わたしも、まだまだなんですが)
毛嫌いする前に、少し知ってみること。
これってなんだか、子供みたいに〝なぜ?どうして?〟っていう好奇心や探究心に近ければスムーズにいくのかもしれません。
そういう意味でも、この絵本は貴重に感じました。
わたしや私の娘たちと一緒に、固定概念や観念をとっぱらいとーございますっ。
人生の旅の途中!(この青いラクダちゃんのように)
まだまだ伸び代があるはず!
☆彡
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