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《絵本レビュー》ほげちゃん

こんばんわ!
寝不足のハッピーバレンタイン。

ただいま、娘たちはチョコペンでデコっております。(もう夕方なのに....)
しかも、結構上手。チョコペンってなかなか難しいですよね。びっくらしましたよ。

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ほげちゃん】です。

作者は、やぎたみこさん。
初版は、2011年6月です。


《ストーリーについて》

真っ直ぐ素直で、時々悪い子。
ほげちゃんはみんなのお友達!

小さな女の子、ゆうちゃんに荷物がひとつ届きました。

中から出てきたのは、カバみたいなクマのぬいぐるみのほげちゃん。

ゆうちゃんと、遊ぶ時はいつでも一緒でお気に入りです。

ある日、家族でお出かけする時に、ほげちゃんはお留守番になるのですが、ほげちゃん起き上がり怒って.....!?

喜怒哀楽たっぷりのほげちゃんがハチャメチャに仕返しを企む、爽快な物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、ウルトラ優しそうなほげちゃんのアップで、とってもかわいい。

②見返しも、配達屋さんがほげちゃんを乗せて運転している絵で物語のあらすじがわかる。

③題字の文字は、丸めのゴシック体で優しいほんわかした感じが伝わる。

④絵も、ゆうちゃんの小さな感じと、ほげちゃんの扱われ方がとてもユーモラスに描かれている。

⑤文は、家族の日常から、ほげちゃんが話す非日常的な流れがおもしろい。

⑥ほげちゃんが、カバではなくクマのぬいぐるみだということを家族みんな知らないという真実(笑)

⑦影がたくさん描かれているので、怒ったときのほげちゃんの雰囲気が倍増しているように見える。

⑧ほげちゃん留守番中の、飼い猫のムウとの掛け合いも最高!

⑨悪巧みを考えて実行するも、殺人現場化してしまう、ほげちゃんのドジな一面が憎めない。(笑)

⑩最後は、丁寧に洗われて結果オーライなハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『えーーーー、ほげちゃんほしいぃ!ほしいぃ!つくってよ、ママ』

『ネコのムゥさぁ、ヤンチャだよねぇ?』

『ちまみれじゃなくて、ケチャップよー(笑)わかるぅ?』

って、言ってました。(笑)

これって、ピンポイントな感想になるんですが、ケチャップを踏んづけた猫のムウの表情がシュールでそこが1番好きでした。

悪気のない無の表情。


《おしまいの言葉》

いやぁ、ほげちゃん大暴走でしたね。
とても、ニヤニヤさせてもらいました。

こういう、怒りっぽくてもドジな人って許せてしまいますよね(笑)

なんと言いますか、ドジでチャラになるんですよね。

で、ドジなところを見つけてもらうのも大事で、そういう人って重宝せねばって思いました(笑)

☆彡






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