《絵本レビュー》999ひきのきょうだい
こんばんわ!
今日も公園では子どもたちのマラソン大会。
連日続きます。(いつまで続くんだろう...)
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は、【999ひきのきょうだい】です。
文は、木村研さん。
絵は、村上康成さん。
初版は、1989年4月です。
《ストーリーについて》
春、かえるのお母さんが、999個の卵を産みました。
ある日、998個の卵からおたまじゃくしが生まれました。
でも、ひとつだけ卵のままで残っているのは、1番先に産んだお兄ちゃん。
グースーピーと小さな寝息をかきお寝坊で生まれてきません。
いつまで寝ているのでしょうか?
とうとう、お母さんは怒って....。
999匹の兄弟がくり広げるハラハラな物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、999匹のおたまじゃくしが描かれていて今から始まる物語のワクワク感が伝わる。
②見返しは、おたまじゃくしを彷彿させるような綺麗なグリーンの用紙が素敵。
③題字の文字は、ピンク色の丸みのあるオリジナルフォントで〝999〟が、おたまじゃくしの形にみえる。
④絵も、おたまじゃくしがたくさん描かれていて可愛いし天敵のヘビも可愛い。
⑤文は、999匹のおたまじゃくしvs1匹のヘビの対戦の様子が臨場感たっぷりに書かれてあるところ。
⑥冒頭から999個のカエルの卵のシーンはワクワクする。
⑦かえるのお母さんに、共感ができる。例えば、肝っ玉なところとか(笑)
⑧ヘビが、お兄ちゃんおたまじゃくしを狙って食べそうなところを兄弟おたまじゃくしが助けようとしてるところが愛。
⑨片観音開きになってるページは迫力満点でヘビとの戦いに興奮する。
⑩最後は、ヘビをやっつけて歌をうたいハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『おたまじゃくしのおかあさん、こわいよねーおにいちゃんカエルおこられたー♪』
『ヘビがさぁ、ぐるっとまきついてグエッてなっているところがおもしろーい♡』
『カエルのうたさ、ちょっとちがうよねぇ?』
って、言ってました。(笑)
わたしは、999匹のおたまじゃくしの兄弟愛とヘビとの対戦を応援しながら読み聞かせしました!
《おしまいの言葉》
なんか幼い頃、弟と遊んだことを思い出しましたね。
いつも、私の後をつけてきて、わたしのマネをして怪我をよくしてですね(笑)
時に協力したり、時に喧嘩したり。
ぁぁ、懐かしいですね。
小さい頃というのは、自然に助け合えてたなぁなんて。大人になったらそういう機会も少なくなってきますよね。
久しぶりに、連絡とってみようかしらっ♪
☆彡
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