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《絵本レビュー》おにゃけ

こんばんわ!
今日は、猫の日っ♪

1987年、猫の鳴き声「ニャンニャンニャン」の語呂合わせから、猫の日制定委員会が制定されたみたいですね。

んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は、そんな日にちなんで【おにゃけ】です。

作者は、大塚健太さん。
絵は、柴田ケイコさん。

初版は、2019年6月です。


《ストーリーについて》

ニャブ!ニャブリ!ニャブリーッ!
おにゃけは、いろんなものに、噛みつくのが大好き。

いたずら好きの、ねこのおばけ、おにゃけに噛みつかれて、街は大騒ぎ!

おにゃけに『ニャブリ!』と噛みつかれると、猫耳がはえてきて、ねこの形になっちゃう!

ところが、おにゃけが噛み付いてもへっちゃらな相手が....!?

おばけにはみえないくらい、おにゃけがかぶりつく姿がとっても可愛い絵本です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、目が半開きのおにゃけが夜に浮遊している姿がアップで描かれていて、とってもかわいいし、この地点で怖くない(笑)

②見開きは、シルエットおにゃけがたくさん描かれていて、1匹だけ目がついているところも、おもしろい。

③題字の文字は、波打っているような書体で、おにゃけの〝け〟の部分がネコのシルエットになっているところも素敵。

④絵も、夜に読み聞かせしても怖くないように、色使いがポップで可愛いタッチ。目が半開きっていうところが、おにゃけっぽい。

⑤文は、おにゃけが噛み付いたモノや動物を読者が探せるように誘導させてくれているところが楽しいし優しい。

⑥『ニャブリ!』という噛みつき音が、ねこのおばけらしくてとっても可愛い。

⑦おにゃけが噛み付いた、いろんなモノや動物に、ねこの耳がはえているのが可愛いし、合点する!

⑧登場している動物たちもとても愛嬌があって可愛いし、『あっ、ここにネコ耳はえるんだ』って思った。

⑨生きているネコを、ニャブリと噛んでも、もともとねこの形だから、変化なしという流れもおもしろい。

⑩最後は、魚のおばけ〝ぎょばけ〟に噛まれてハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『ぎょばけにかまれた、ネコちゃんさかなのかおになっちゃってるぅ(笑)』

『おにゃけが、かぶりつくところかわいいーよねっ♫』

『しんだらさ、そらにうかぶとー?』

って、言ってました。(笑)

わたしは、おにゃけがかぶりつく音が『ニャブ!ニャブリ!ニャブリッ、ニャブリーッ!』って四段階の強弱があるところが好きだと思いながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

ネコってどこか、愛嬌があってドジですよね。犬とは違うシュールさがあります(笑)

そんな、ねこがおばけになってっいうストーリーも魅力的ですよね。

しかも、皆んなにみえてるってところも、おばけなのにって笑えました(笑)

うらめしにゃ〜〜〜!

☆彡





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