承認欲求ループを俯瞰的に眺める目的的思考
何に左右されるのか?
SNS、ブログ、noteを本格的に始めてから2ヶ月。
コーチとして本格的に活動するのに、SNS必要だなコレと感じ、試行錯誤しております。
そしてついに言われた。
「いつも携帯見てるね」ハッ!そういえば!
フォロワーも何もないレベルなのに、SNSの動きが気になって仕方がない。本当に無意識だったと思います。
「こ・・・これが承認欲求か?」
アドラーが「承認欲求はゴミ」って言ってて、腑に落ちてたのに。
「いいね」「リツイート」「スキ」「フォロー」なんか気になっていましたが、このような承認欲求が私のSNSの目的ではないことに気づくと、無意識は恐ろしいと実感します。
この「なんのためにやってるのか?」を考えてなかったり、見失うということはwant toでも、ゴールでも無くなっているということですので、「無意識無能」の感覚で時間や主体性など大切なものを失います。
そこで、無意識を味方につける「目的的思考」に関して解説することで解決しましょう。
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「目的的思考」による「課題の分離」
まずは「目的的思考」について
目的的思考とは、本当に心からwant toであるゴールであれば、無意識にゴール達成のための行動をしているということです。
ゴールを設定して、want toで行動しているうちに方法は見えてきます。無意識なので努力はいらないのです。
ゴール達成のためには、あれもこれもやらなければならないというhave toになってしまうと、リラックスしてパフォーマンスが発揮できない努力的な行動になってしまいます。
「やりたいことは~だけど、嫁、子供いるしムリなんだよなー」みたいなのは、「止められてもやりたい!」というwant toレベルのゴールではないということです。
「やりたいことは~だけど、昔からオレ出来ない奴だったし、ムリだろうなー」というのも、過去は関係ないのに、過去に生きてて可能性を狭めているので、want toレベルのゴールではないのです。
過去は関係なく、止められてもやりたいレベルのゴール設定をして、無意識でゴールに向けて行動する「目的的思考」を味方につけましょう。
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「課題の分離」は、アドラーの話なのですが、自分の影響で変えられることに行動を集中して、自分の影響が及ばないことは考えもしないということです。
「嫌われる勇気」の引用なので知ってる方は多いと思われますが、ラクダを水飲み場まで連れていくことは出来るが(自分の課題)、水を飲むかどうかはラクダ次第(ラクダの課題)ということです。
先程のSNSの話に戻すと、SNS活用することのゴールは「コーチとして活躍したい」です。(更に先のゴールもあるのですが、この記事ではわかりやすく上記をゴールとしました)
読む方にとって有益な情報を考え、形にして発信することを日々深めて研鑽していくことを無意識で行うことは「自分の課題」としてレベルアップしていくことはできます。
しかし、それに「いいね」や「リツイート」みたいな判断をするのは、「読む方の課題」であって、「共感」して頂き「いいねを押そう」と決断した時のことで、自分の影響ではありません。
読む方に強制的に「いいねを押せ」というのも限界があり、それだけの効果しかありませんので、ほぼ意味は無いです。
ですので、「目的的思考」で無意識を味方につけて、want toによる発信と、読む方に感謝して、より多くの方をハッピーにするコンテンツを日々研鑽して形にすることに集中して、「いいね」などの承認欲求にペースを乱されないことを根底に活動することが重要です。
皆さんがもし、承認欲求に取り憑かれたような生活を送っていることに気づいたら「目的的思考」と「課題の分離」により、解決しましょう。
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物足りなさと自己投資
「この歳になって、お金の使い道が無いんですよね」
知り合いがこんなことを言ってきた。
40歳も越えてて未婚で中間管理職。
めちゃめちゃいい人。
仕事は上手くいっている。働き方改革で労働環境が良くなったレベルの会社だが、休みも増えた。
以前は住んでる場所が近くて、彼はその街の美味しい居酒屋に詳しくて、よく一緒に行った。呑み始めるとあまり食べない私だが、彼が紹介してくれたところでは、ご飯が美味しくて食が進んだ。
しかし、引越ししてから、最近はその街にあまり行けてないらしい。
たまに誘われて呑みに行く以外に、お金の使い道が無いようだ。
「スーツ着た時用のコート買おうと思っている」「パソコン教室通おっかな」など、浪費は少なからずあるとして、消費と投資の面でぼんやり浮かんでは消えていってるのが伝わる。
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【ここから先は上記を基に想像です。彼の場合は今幸せなのでしょうが、下記の想像に該当する方が居たら良い方向に導きたいからです】
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仕事が上手くいってるというのが大部分の悩みを無くしていて、仕事以外充実していないこと(充実してないけど不具合がある訳では無い)への不満が薄れてしまう要因になっていると思われます。
仕事に関わらず、人生の様々な出来事によって、自分の影響以外のところで上手くいかなくなる可能性が多々あります。
サラリーマンだったら人事異動という自分の影響が及ばないイベントによって、異動先の環境があまりにも悪くて一気に上手くいかなくなることもある可能性があります。
そうなった時に、主体的にゴール設定してる部分が無い生活を送っていたら超急ブレーキです。 ショックが大きく心の拠り所がないため、ものすごく悪い結果になる場合があります。
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様々な方向にあなたの幸せがあります。
まずは「自分の本当の(誰の意見も、なんの弊害も考えずに)幸せとは?」にフォーカスして、「でも、だって、どうせ」などを一切無しにして描いてみましょう。
例えば「幸せな家庭を築きたい」「お金持ちになりたい」「好きな時に旅行したい」「今の仕事なんかじゃなくホントは~がやりたい」など、様々な方向で浮かんでくると思います。
これらは「達成した時、自分が嬉しい」という観点が強いと思いますが、そこで「達成した時の関わる相手の状態」もイメージしましょう。
▪️幸せな家庭を築いたときは、相手は自分のことをものすごく愛してくれていて、子供は私のことを慕ってくれているから達成と言える
▪️お金のことに詳しくなって、それを活かした行動をして、誰かしらの役に立つことで、お金持ちになるのだろう
▪️旅行に行って自分なりの有意義な時間を過ごして心が豊かになると、日々関わる相手に優しくなれるだろう
▪️本当にやりたい仕事をすることは、仲間とも信頼関係を築けていて、その分野を提供する相手に大変有益なコンテンツを与えられて、価値を感じて支持して頂いて達成と言える
などなど、
長くなるので近くの相手について描きましたが、もっと広い範囲で様々な相手に関わるはずですので、どこまでもイメージを広げましょう。
ここでわかるのは、「ゴール達成した時の周りには、ハッピーを与えたり、逆に与えられている相手がいる」ということに気づけます。
この相手の状態を目指して、ワクワクしながら行動するためにお金を使うのが有意義です。
どういうことか?
▪️出会いを求めた場所に積極的に行くというよりも、相手に惚れられるテクニックを身につけるというよりは、偉大な人格になるためにお金を使う
▪️お金の勉強にお金を使う。何かお金持ちになるためのコンテンツはないか?調べるためにお金を使う
▪️旅行にお金を使う。一緒に行く人がいなくてもいい。こちらの記事を参考にして欲しい。本気で楽しむ!
▪️やりたい分野をもっと深く知る。社外に注目して世の中は広いということを知るためにお金を使う。様々なコミュニティやイベントが催されている。チームワーク醸成のための人格磨きの勉強など。
「目的的思考」で無意識を味方につければ、自分も相手もハッピーになり得る素晴らしいお金の使い道が見えてくるでしょう。
上記を加速させるためにも、自分に合ったコーチを探してコーチングを受けるのが非常に効果的です。
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「様々な角度から描いてないから、行動する動機になることもなく、やらないだけ」
止められてもやりたいwant toのゴールを設定して、自分以外の様々な相手や状態までイメージを膨らませて、目的的思考で無意識を味方につければ、承認欲求などに目もくれずに自動追尾のミサイルのように、ゴール達成に途中何度も軌道修正しながら向かっていくのです。
お金の使い道ない方や、浪費癖がある方は、「どうすれば相手が喜ぶか?」をこの記事を参考にイメージして頂いて、みんなが有意義なお金の使い方になることにより、世界平和に繋がることを祈ります。
浪費が絶対ダメということではないですよー。
three S coachingブログより転載
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