新しい働き方を創造するための3つの資産運用
思考整理の時間
「新しい働き方」について考える機会に恵まれた為、思考整理します。
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「役職(評価)よりもパーソナルの時代」になっていくと思われます。
役職(評価)や、上司に怒られないようにという働き方は、様々な相手と接する時に「自分の評価」という、こちらの都合を多量に含ませたコミュニケーションをとることになります。
ここ20年ほどで、このような「売り手目線」全開なビジネスが買い手側にバレる速度は牛歩レベルで上昇しました。
しかしまだ管理職などを狙った「マンション購入でなんちゃら・・・」のような飛び込みテレアポみたいな、売上至上主義の強制的営業も生きています。
上記の20年が、インターネットの影響として、これからは、圧倒的技術進歩で売り手目線全開ビジネスがFarawayするでしょう。
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「終身雇用の崩壊」もデカいと思います。
合併ラッシュで上が詰まって、出世してる奴の半分がいらないだろうレベルのぶら下がり感があり、下がフレキシブルに階段を登れないので、役職(評価)も小さな枠の話になるし、そこから異例レベルで抜きん出る人は、何百万分の一状態です。
上記に気づく世代の方が今現在学生な訳で、なりたい職業が「youtuber」とか今までの当たり前をぶっ壊してる人達なので、そんな大企業に魅力を感じなくなるでしょう。
企業側が、社長から中間管理職から全て柔軟な考え方になり、魅力的な会社へと変革する時代は間に合わず、若い世代が離れていくでしょう。
そして、AIだのなんだので、「今までこうやってたから!」というカッチカチの方たちは、早期退職Farawayを食らってます。
しかし、早期退職でカッチカチの人数が減っても、残った社長や役員がカッチカチで君臨してますので、そのぶら下がりが強力で、且つリスクヘッジしていれば安泰なので退かずにネックになります。
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では、パーソナルとは?
いわゆる「魅力的」な人ということですが、できるだけ詳しく。
役職(評価)時代は、かなりの確率で「威圧的に怒鳴る人」が、強制的に実績をぶち上げて「実績も良く、統制を効かせられる」という評価で出世するケースが多かった。
この5年くらいで、怒鳴って出世した人の組織の中で、不幸な人を量産していたことが明るみになって問題となり、隅っこに追いやられることも出てきました。
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ですから、これからは自分のゴールを設定して、ゴールから考えて意味不明のロールモデルに流されることなく、ワクワクしながら邁進している方が、新しい働き方を創造するでしょう。
あとは、改めて「テクニック論」から「人格論」がより鮮明に重要になってくる。
反応的に怒ったり、初めから「それは私の意見と違う」と理解しようとすらしなかったり、こちらの意見や感情だけで決めつけて評価したりせずに、win-winであるとか、理解してから理解して頂くという「7つの習慣」に書いてあるようなことを実践している方が、多くの人に愛されるだろう。
実践と言っても、インプットしただけでは難しく、なにか人生かけて取り組んだことで超つらい失敗があり、その凄まじい衝撃を乗り越えてポジティブに捉えられた後に育まれることが多いと思います。
サイヤ人が死にかけて、ギリギリで助かって体力回復すると、とてもパワーアップしているみたいな感覚ですが、この挫折乗り越えを体験した人はパーソナルがパワーアップしているはずです。
このようなパーソナルを備えるだけでも魅力的ですが、できるだけ考えを「言語化」しておくと良いと思います。「言語化」したものの伝え方については、学んだり実際に誰かに伝えたりして研鑽していくといいでしょう。
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技術資産の側面
「新しい働き方」が、豊かなマインドによるものであろうということが整理できた。
では、何の仕事をするか?
ポイントは、一つだけでは可能性を狭めているということです。
これについては、「副業解禁」の話なので、よく聴く訳で、いろいろやって可能性を広げましょう。
注意点は、あまりに自分の生き方を曲げてまでやらなくてはいけない仕事はやらないと決めないと、受動的で生産性のない時間になってしまいます。
役職(評価)押し付けではなく、相手の役に立つには?という観点で仕事するのも、先程書いた通りです。
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ここからは、高度な話。
理想的にはいろいろやって、何パターンかの技術を身につけたら、それらを掛け合わせる。仕事だけではなく、趣味など技術ならなんでも掛け合わせられる。
もちろん「手先が器用」とか「仲間を爆笑させる能力」なども技術です。
何個も掛け合わせると、どんどん同じようなことをしている人がいなくなって、「not normal」になります。
ここからが難しいのですが、その掛け合わせた技術で「様々な人の役に立つにはどうするか?」を見出すことです。
そこまで行けたら、肩書を自分で創る。「パンクロックメンタルアドバイザー」「建築用品情報システムエンジニア」「ピラティスアロマトレーナー」など、自分に確かな技術があって、人の役に立つ自信があれば、こんな突飛でもない名前でなくても、この関門はクリアです。
しかし、技術や役に立つ自信があっても、こんなの軌道に乗るのか?
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やってみることの重要性
「何かを始める」と言っても、誰も知らん。
そこで重要になってくるのが、先程のパーソナルの魅力と、行動力です。
なんだかんだインプットしても、行動するのに何かしら言い訳して躊躇してしまう方が多いのは事実です。
やりたい仕事はwant toだけど、そのための効果的かハッキリしない行動は躊躇しやすくなります。ゴールから時間が流れていると認識すれば行動力が見えてきます。
自分が「魅力的だな」と感じたコミュニティに飛び込んでみる。(当然複数可です)
あやしい宗教みたいなのは、マジで気をつけてください。
その魅力を感じたコミュニティで、自分のパーソナルを発揮してみましょう。
そこで、「私こういうことやってるので、よろしくどうぞ!」と声掛けまくるのではなく、あくまでパーソナルを発揮して、皆さんに「この人おもしろいな」と感じて頂くことです。
もちろん時間はかかります。
「しつこさ 」は絶対に必要です。
長期的な視点で関わる人達と関係を深めていくと、「この人のやってること興味ある」と感じて頂けると思います。
そうなったら、説明して知って頂く。
やるかやらないかは相手の課題ですので、根拠の説明が出来て、自分の自信が表れる価格に設定しましょう。
値段は関係ありません。提供価値です。
それで依頼頂いた方の役に立てれば、「パーソナル×役に立った」で最高の信頼を築けます。
そうなれば自分で説明するだけでなく、実際役立った方が「マジで良かった」と伝えてくれるので、そちらの方が説得力があります。
これが軌道に乗れば、得意な技術で相手の役に立ち、信頼を得ながら働けて、充実している。
働く時間も、ある程度自由に選択できます。
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さらに軌道に乗れば、「あなたの働き方を参考にしたい」という人達が現れて、あなたの知識・経験が人の役に立ち、賛同して頂けることで、何かやりたいことが出来たら、発信するだけで手伝いたいという方が増えるのではないかと思います。
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まずは、社会性のある利他的なゴール設定。
そしてパーソナル、複数の技術、行動力、これらの「資産」を同時進行で今から研鑽しましょう。
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①人格磨いて魅力的な人間に成長して、自分を言語化できるようにしながら
②いろんな仕事で様々な技術を身につけて、技術の掛け合わせのアイデアを練りながら
③自分が魅力的に感じた複数のコミュニティに飛び込んで自分を知ってもらう
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①から順番にやるメリットはないので、同時進行の方が話が早いです。
そのような意味でも、今頃副業禁止みたいな凝り固まった会社で、その会社の価値観による技術を一つだけ毎日磨いて、相手の役に立つことよりも、会社での評価を重要視して、同じ仲間とずーっと同じような毎日を暮らすことのリスクを感じて頂きたい。
私も最近までそうだったので、人と比較しても仕方がないのだが、「うぉー!先走ってる人だらけやー!」と出遅れ感に打ちひしがれております。
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新しい働き方をしている方は今でも居ますが、ロールモデルと呼べるような状態ではなく、「not normal」な天才だから出来ていることだと思われている令和2年現在です。
AIのおかげで、働くか働かないか選択できる世の中になるのかもしれませんが、心の豊かな状態で、自分ならではの技術で人の役に立ち、ファイナンスに余裕が出来て、世界に目を向けて、様々な社会貢献をしたり、自分のための趣味の選択肢が増えたりと、社会性のある利他的なゴールに向かって邁進する働き方を創造していき、新しい働き方で世界平和に繋げたい。
three S coachingブログより転載
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