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クリエイティブへの目覚め、ブランディングとは? クリエイターズネットワーク #3:浪本浩一氏

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村上紙器工業所の仲間であり友でもある、素敵なクリエイターたちをご紹介します。じぶん(自社)をセルフプロデュースすることからはじまり、ブランドという言葉に出会い、クリエイターとの接点を広げていこうとしたことが、いまの村上紙器工業所のポジショニングをつくっていったと言えます。

株式会社ランデザイン
浪本浩一氏
クリエイターズネットワーク #3:浪本浩一氏

今から14年前の2007年、ある製造業の勉強会で「ブランディング・デザイン」のセミナーに参加しとことがすべてのはじまりでした。
当時はまだ、デザインやクリエイティブについては全くの無知でした。
デザインやブランディングなんて、自分の中では守備範囲外だったのですが何故かとても気になって受講しました。
特に「ブランディングって何?」という感じで、全然わかっていませんでした。

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でもそこで聴いた話は、予想以上にワクワクするお話でした。
クリエイティブに関わることがないモノづくり企業にとっては、ブランドというとシャネルやBMW、アップルなど大企業のことで、中小・零細企業とは無縁のものだと思いこんでいました。
しかし小さな会社でも、デザインのチカラでブランディング(ブランドをつくる)することができる。私にとっては、すごく衝撃的なことでした。

ウチは貼り箱(はりばこ:紙パッケージの一種)をつくる小さな町工場で、技術はありましたがそれを売るチカラも価値を伝えることも出来ていませんでした。このお話を聴いたとき、これってウチに取り得れるといいんじゃないかと直感しました。
そこからクリエイティブへ、どっぷりと浸かっていくことにいくことになります。笑

それから出会ったのが、現在も弊社ホームページをデザインしていただいている浪本浩一さん(株式会社ランデザイン代表)です。
2008年にリーマンショックがあって、世界的に経済が悪化するのが目に見えていたので、思い切って浪本さんへ自社HPのデザインをお願いしました。
浪本さんから提案いただいたのは、「下請けではなく、大きな企業からでも仕事を受けられるようにしましょう」でした。
そのために村上紙器工業所が向かうべき方向を示してもらい、それに向かってどうしていくかをデザインしていただきました。

今までとは、全く顧客層が変わりました。
中小企業はもちろん、国内の大手企業や世界的なラグジュアリーブランドからもオファーをいただくようになりました。
まさに、デザインやブランディングのチカラのすごさです。

これからもより一層クリエイティブのチカラを信じ、また顧客側の立場に立ってマーケティングの要素も取り入れていっています。
昨今のコロナ禍で変化の激しい世の中ですが、モノづくりとしてハードに固守するのではなく、クリエイティブやマーケティングなどソフトを使いながら、貼り箱の道を進みたいと思っています。

詳細なインタビュー記事は、こちらをご覧ください。
株式会社ランデザイン
浪本浩一氏
クリエイターズネットワーク #3:浪本浩一氏

浪本さんにアート・ディレクションしていただいた和包丁の貼り箱

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<参考ページ>
パッケージからはじまるブランディング、和包丁ブランド

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