『書く副業のはじめかた: 初心者が印税で月1万のストック収入を得るための副業術』を読んでの感想。
この本のタイトルからどんな内容を想像しますか?
私は最初、ブログとアフェリエイトを勧める本だと思って読み始めました。
著者は「書く副業」について話してくれていますが、
その「書く副業」というのは電子書籍(Kindle出版)の事でした。
ですので、この本の内容としては「副業Kindle作家」の著者が
電子書籍出版という方法で個人で稼ぐスキルを身につけることの勧め、というところでしょうか。
私は初めて知ったのですが、「Kindleはブログなどと違い、1ページ読まれるごとに約0.4円のロイヤリティ(印税)が発生します。」との事です。
なるほど、それはちょっと魅力的ですね!
ライティングという言葉について、
著者は「文章で目的を達成するための技術」と解釈しているそうなのですが、言語化してみると面白いですね。
つまり、何を目的にするか?次第で書く内容も、テクニックも変化する。
ゴールから逆算して文章を考える力が必要になるのだなと感じました。
私は日々の仕事で後輩がクライアントに報告する文章のリライトばかりを行っているので、ちょっとは鍛えられているかも?!
本書の後半にはKindleで出版するまでの具体的な手順が画面キャプチャ付で掲載されているので、手順を知りたい方はぜひ読んでみて下さい。
また、PREP法などの、ライティングに関するノウハウも紹介している箇所がありますので、その辺りも参考になるかもしれません。
<心に残った言葉>
7割でも世に出していい。
質は反省から生まれる。
走りながら検証と改善を繰り返す。
文章は事前準備が9割。
信用はお金に両替できる。
<メモ>
AmazonのキーワードツールにAhrefsというものがある。
著者は執筆ツールとしてGoogleドキュメントを活用している
<感想>
私も最近、書きたい、発信したい事はあるのに、まだまだ完成じゃないと考えて公開せずにいましたが、完成度7割でもいいから世に出してみて、そこからブラッシュアップしていこうと思いました。
同じ著者のライティングメソッドに特化した書籍があるようなので、そちらも読んでみようかと考えております。