少々が嫌い
今日はプラモ雑談を少々。
さて、いきなりですがワタクシ、プラモデルを塗装する際に塗料の調合はほとんどしません。
色は光の当たり方や時刻、目の調子やカメラの設定などでいろいろ変わって見えるものですので、そんなにこだわってもなぁって思っています。
※色彩へのこだわりを否定する意図ではありません
さすがに大真面目に戦車を原色で塗ったりするのはオカシイだろと思いますが、まあ概ね違和感がなければ手持ちの中から選んでビン生色を使います。
近い系統の色がない場合にようやく新規購入を考えます。既に調整されたいい色の塗料も豊富にありますしね。
調色をするのは筆先でチョイチョイと済むものくらいです。
例えばワンポイントで塗る程度の塗料をわざわざ1瓶買うのもなぁ、という時にありものを混ぜて済ませることはあります。
少々が嫌い
子供の頃は、それこそお小遣いから塗料代を捻出しなければいけない関係上、購入する色は吟味したものです。
戦車のおまけ兵士くらいしか使いどころのないフレッシュ(肌色)は後回しにされがちで、仕方なくダークイエローの塗られた顔色の悪い兵隊が量産されていました。
ガンプラなんかだとモノアイくらいにしか使わない「蛍光ピンク」はついぞ買ったことがありません。文具の蛍光マーカーで塗ったりとかでごまかしてました。
大人になってからも買ってないので、ピンクはクリアーレッドを薄めたりとかで代用したりしています。(そのくらい買えよって話ですが)
混色指示も、ガンプラ旧キットだと
「インディブルー70%+モンザレッド30%+バイオレット少々」
みたいな塗装指示があったりしました。(現在でもそのままかな?)
小学生が「比率」で分量を量ったりなんかできるはずもなく、また効果もわかりにくい「少々」のために他で使わない色を買うなんてとても無理でしたので、こういった混色の指示、特に「少々」は本当に嫌いでした。
そして今でも嫌いです。
こうしたトラウマ?が調色嫌いの根底にあるのかも…なんて思ったり思わなかったり。
タミヤのキット(特に飛行機)はタミヤカラーでしか塗装指定がされないため時々混色指示の多いものがあって、「手を付けるのやめとこ…」なんて思うことが多々あります。
最近はクレオスの水性ホビーカラーの性能も上がっていますので、近似色があればそっちを買ったりしています。
現在は調色に便利な道具や、保存容器なんかもいいものがたくさん出ていますのでやってみるのもありかもですが…