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1/35三号突撃砲G型"フィンランド"(タミヤ)#4~車体上面

今回製作するキットはこちら

タミヤ 1/35 MM310 三号突撃砲G型"フィンランド軍"
(TAMIYA StuG III Ausf.G "Finnish Army" )


車体上面の加工

まず、この上面は金型のくたびれがあるのか、バリとはいかないまでもフェンダーのフチの下部がややめくれています。

簡易な図ですが、前後から見るとこんな感じ。

ですので、ゲート処理のついでにフェンダーのフチがまっすぐになるように平面出しをしてやるといい感じになります。

続いて説明書に従って上面の不要部分を削ります。

赤丸部分を削る

ボルトの脇など削りにくい部分がありますので慎重に。


ディテールアップ

ここからは自己満足の世界。
フェンダーの継ぎ目になる部分を表現するのにスジ彫りを入れます。側面にちょっと筋を入れるだけです。

矢印部分にスジ彫り

実車はこの部分の処理方法もいろいろあるようです。
さらに自己満足を追加していきます。

操縦席横にはキットでは省略されているピストルポート(銃眼)の装甲栓がありますので再現します。(左前方側面の黒い●部分)
コンクリート装甲をかぶせる場合は隠れますのでそのままでOK。

ランナー加工

例によって廃品利用。
3突のランナーだとちょっと大きいので、先日作った30MMの細めのランナーを円錐状に削って、薄く切り取って貼り付けます。

次に、フィンランドでは取り外されたシュルツェン(追加防弾板)の取り付け基部が12号車には現存していますので再現します。(車体後部の赤い小片)
食品トレーの切れっぱしを小さくカットして貼っています。
画像では見えませんが小穴がありますのでピンドリルで開けておきます。


裏面の加工

フェンダー裏の素抜けになる部分を塞ぎます。
多分履帯を嵌めたりするとよほどでない限り目立たない部分ではありますが、完成後に砲基部や開けたハッチから見えるらしいので念には念を入れて。
ランナータグをプラ板代わりに使います。これはMGボールのランナーから切り出しました。

また、フェンダー前後の部分を薄く見えるように削ります。俗にいう
「うすうす攻撃」ってやつですね。


今回はこの辺で。
相変わらず地味な作業が続きます。


↓3突も活躍したソ・フィン「継続戦争」の戦記本。










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はりす
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