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【記録用】物々交換所①〜A journey of disused items〜

今から7〜8年前。
金沢21世紀美術館にいったとき、「漂流」がテーマの参加型展示に出会いました。いろいろな人の「モノ」とメッセージが置いてあって、それらと自分の持っている「モノ」を交換できる、という内容(だったと思います)。

弾丸ひとり旅で必要最小限の荷物だったわたしは、なにも交換しなかったんだけど。なんだか無性に、その展示が心にのこっていました。

「モノを通して、全然知らないヒトとつながれるって面白い。
わたしの「モノ」も、誰かの手に渡っていくことを考えると、
自分のかわりに、モノが旅してくれてるみたいでわくわくする」と。

やってみよう!物々交換所

そうして、2023年1月!
7〜8年越しの「なんかいいな」をやってみました!
A journey of disused items〜不用品の旅〜と題した、物々交換所として。
場所は、まちの一箱本棚オーナー制の図書室(本棚オーナーになれば、一箱分のコーナーに自分の本をおける、みんなで作る図書室)をお借りして。お店番をしながら(本棚オーナーはお店番&イベントができるのです)、スペースの一角に物々交換コーナーを設けました。(うっかり!写真をほとんど撮っていない!)

物々交換所の説明はこんな感じです。できるだけシンプルに、交換したものの保管を我が家でできるよう、小物中心にお願いしました。

物々交換所 A journey of disused items〜不用品の旅〜
何か持ってきた方は、持ってきたものと同じ数だけおいてあるものを持って帰ることができます。(パフォーマンスといった形のないものも歓迎です)
【交換できないもの】
●大型のもの
●使用不可のもの
●コンピュータ周辺機器

第1回目は、我が家の不用品をいくつか持っていきました。
柄が好きでおいてたけど使わなかったハギレ、家で育てた綿、作り方がイマイチわからず食べずじまいのポップコーンのたね、など。トートバック1つにはいる分だけを準備しました。

どれも使わなかった「不用品」だけど、あらたに誰かのもとに旅だつことを想像してわくわく


今回の「不用品の旅」

もともと図書室なので、いろんなヒトが立ち寄る場所です。
うれしいことに、交換する品をもって立ち寄ってくれる方が。
結果、最初はトートバック半分くらいにおさまってたモノが、
帰るときにはバッグから溢れそうなくらいにかさが増しました。

交換で置いていってくれたもの。手作りのカバン、子ども服、畳のへり、バルーンアートのパフォーマンスをしてくれた方も!

どんな「モノの旅」があったか、少しご紹介。
・①ポップコーンのたね▶②単行本▶③みつろうクレヨン
・①お茶の葉▶②クリアファイル▶③カレンダー&バルーンアートのパフォーマンス▶④バルーンはお子さんの手に
・①マッサージ用品▶②畳のヘリ▶③手編みのカバン

他にも、いろいろ。
モノにまつわるエピソードを伺うのも楽しく。「不要になったモノ」たち、あらたな持ち主のところに旅立っていきました。

つづく!

これから、みなさんが持ってきてくれたものをもって、
「物々交換所」月1回くらい続けていこうと思っています。

あなたにとっていらないものも、
誰かにとってはいるものかも!

次回はどんな旅がうまれるかな〜!


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