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イケオジにときめいた日に、初めて趣味が見つかった話(ロードバイク編)


あ、これ、私きっと好きだな。

それが今に繋がってる。

就職してからハマってきたことを振り返ってみようかな。

大学を卒業して(何年前だ?)
就職のために知らない土地に来た時、
大学まで部活人間だった私は
休みの日の過ごし方や新しい友達の作り方、
趣味の見つけ方が何もわからなかった。

身体を使う仕事だったから尚更、
休日は次の日の仕事のために文字通り休む日。
近所のラーメン屋とスーパーがお決まりのコースに。


就職して半年ぐらい経ったある時、
まさにザ・湘南の男って感じの上司に
"ここ(湘南)に住んでて趣味が無いのはもったいない!"
と、言われたのをきっかけに海まで出てみることにした。

すっかり今ではいつもの場所「江ノ島と湘南の海」


海の上で波待ちしているサーファー
上裸にサングラスでランニングしてる海男
ウッドデッキに寝そべるだけの天然日サロ
ボーッと海を眺める優雅なマダム

着いて1分で「ここ」にもっと
早く来ておけばよかったと後悔した。


そんな中で無意識のうちに目で追っていたのが
シャーっと風のように走り去っていくロードバイク。

ヘルメットにサングラスをかけ前傾姿勢で
漕いでいるイケオジの姿になんだかときめいた。

あ、これ、私きっと好きだな。


特に理由があるわけではないけど
なんだか心がわくわくする気がした。

大学時代ママチャリで山手線一周(通称:チャリノ手線)
したり、先輩がロードバイクを持っていたりと、
興味は元々あった。

趣味ってこういうことなのか。

そして、なんと、いいタイミングで
初めてのボーナスがあるではないか。

左が私の愛車、右が大学の先輩の愛車

あぁ、社会人って感じ。
趣味ができたこと、大きな買い物ができたこと、
あの時ときめいたイケオジに近づけたこと。

ここから、休日は楽しむものだという考えに
変わっていきました。

全盛期は1日100km以上を平気で漕いだり、
早朝車に自転車を積んで遠征したり、
炎天下の中漕ぎ続けとんでもない日焼けを作ったり、
ロードバイがきっかけで彼氏ができたり。→振り返るまで忘れてた…

今は正直あまり乗る気分にはなってないけど、
ときめくことを見つけるきっかけになったなと。


今年はまた一回漕ぎ出してみようか。


てな訳で、

イケオジにときめいた日に、初めて趣味が見つかった話

でした。

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