「自分を大事にする」の意味がわからないあなたへ
他人に合わせて自分を犠牲にしてしまいがちな繊細さん
繊細さんの中には「自分を大切にする」という意味が
しっくりこない方が多いのではないでしょうか。
中には上手に対処し、セルフケアに長けている方もおられると思います。
けれど
良くも悪くも周りの環境を受けやすい繊細さん。
生きづらい環境の中ではどうしても
「自分を大切にする」ことが
おろそかになってしまいがちなのではないでしょうか
ここでは
繊細さんの私が
「繊細だから仕方ない」と決めつけず
「自分を大事にする」とは何か
それを実行するためのトレーニングは
その結果は・・・
以上のことをシェアします。
生きづらい環境や意識下にいるあなたへ
「自分を大切に」できるヒントをお届けします。
繊細さんとは
HSP(繊細さん)は、米国の心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のこと ※細かい説明は省略します
場面に応じて色んな自分になれる反面…
繊細さんって感受性が豊かで
相手の感情が手に取るようにわかる
(わかってしまう)
ことが多いので、
どうしても相手の期待に合わせて行動しがち。
相手に喜んでもらえることで、満たされる。
そんな素敵なメリットもあります
しかし
「自分を犠牲にしてまで相手を大事にすること」
は決して美徳ではありません。
そして
相手からの承認だけで
自分を保つなんていう心持ちでは
人任せで、依存しているとおなじこと。
本当の意味での自立とは程遠いということに
気がつきました
自分で自分を認めてあげられずに
誰が認めてくれるか
ということです。
まずは 「自分を大事にすること」
とはどういうことか
それを深く考えることが
自分らしく生きるための第一フェーズ。
承認欲求ばかりが強く、
相手の顔色ばかりみていたわたしが
「自分を大事にすること」
とは具体的にどういうことか
私なりに考えてみました。
「自分を大事にする」ってどういうこと?
わたしは「自分を大事にする」が
ピンとこない人間でした。
自分の軸なんてものはなく
相手の期待に合わせて汗を流すことがポリシーで
「気が利くね」
「よくやってほしいことがわかったね」
その言葉をもらうことがゴールで
生きている意義。
思うような言葉が得られないと
存在自体を否定されたような
気持ちになっていました。
どん底まで落ちて
これではダメだと一念発起
意識的にトレーニングを重ねました。
ここで効果的だったものだけをシェアします。
「自分を大事にする」ためのトレーニング
①飲み会の席で ※は以前のわたしです
・相手のペースに合わせない
※注文のペースをまるっきり同じにしていた
・相手のグラスばかりを気にしない
※ペースをみながら残り数口のタイミングを見計らってメニューを差し出していた
・相手の嫌いなものでも注文する
※相手が嫌いなものを把握しておき「食べたいな」と思っても話題に出さないようにしていた
②わがままかな?と思うくらいの希望をあえて出す
・小さな仕事からお願いするようにした。
※頼むくらいなら自分で全てやるほうが気持ちが軽かった
・提案されたら、「いいですね。ではお願いします」というようにした。
※提案されたら、「承知しました!やっておきますね!」と答えていた
③自分にお金をかけるようにした
・高級基礎化粧品(私にとっては)を使うようにした
※スーパーの数百円のものを使っていました
・ちょっといいものを食べるようにした
※朝食は立食、昼食は納豆パックにごはんをいれ、夕食は家族の残り物
・長年我慢していた靴を購入した
※自分には高価な靴は早いと思っていた
「自分を大事にする」
トレーニングを重ねた結果
これらのトレーニングを重ねた結果
一つの結論が導き出せました。
それは
「自分を大事にする」
イコール
「本当の意味での自立」
だと。
繊細さんだから
相手を優先してしまう
ではなく
自分の軸をきちんと言葉にして伝えること
これが
「自分を大事にすること」
「自立すること」
自分を大事にすることで満たされ
結果的に周囲の人も大事にすること
につながってくるのではないかと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか
相手や環境への感受性が豊かで
心や体が疲れやすく
ついつい自分のことは
置き去りにしてしまいがちな
繊細さんのあなた
その素晴らしい特性を充分に活かしつつ
まずは自分を大事にすること
それが
周囲の人たちをも大事にすることに
つながっていくのだと思います。
わたしもまだまだ修行中!
いっしょに「自分を大事に」していきましょう☺︎