奄美の作業療法士宿を建てるまで#3

こんにちは!ハレルです!!

奄美大島は7月3日に梅雨が明けました!!

じめっとした梅雨の風から、カラッと涼しげな風がと通り抜けて、とても心地よく感じます(^^)

バーベキューやキャンプし、海でシュノーケリングやSUPを今年もたくさんしたい!そして、サーフィンにも今年は挑戦してみたい!!

アウトドア好きな方々と夏を満喫したいので、ぜひ興味ある方は奄美まで来てくださいねーーーー!!!

実は、

奄美の夏は都会よりもわりと涼しいので、内地から来られた方は「意外と避暑地ですね!」と言われることが多いのでお勧めですよ!


さて、本題に入りますね!

先日、障がい者の息子さんがいるご家族にお会いして来ました。

私の、建てようと思っている宿のメインのターゲットは65歳以上の高齢者や障がい者の方々ですが、「ハレルさんに、ぜひお会いしたい」と言って頂きその方の経営しているゲストハウス 「Happy House」へお邪魔させて頂きました!

■ご家族のご紹介■

名前:やま さん

脳性麻痺の双子さんと、自閉症のお子様の母親。とても明るくて、前向きに物事を考えており、その笑顔にとても励まされます!

名前:すみ さん

重度自閉症のお子様の母親。感性が豊かで人のことをとても思いやる優しく、前向きで自分の辛かった体験も笑いに変えて話をしてくれる方!


以前、やまさんにはお会いしたことがあり、今回はやまさんの紹介ですみさんにお会いさせて頂きました!


自閉症の息子さんがとても旅行が好きとのことで、旅行をプランニングして一緒に同行してほしいとのお話でした。

私が事業をまだ起こしてないことも承知していましたが、ぜひ一緒にお願いしたいとのことで、11月に私の仕事が落ち着くので11月に向けてプランを考えることにしました!

■すみさんの息子さん M 君(20代)

趣味:旅行、ゲーム、テレビ鑑賞

日課:お風呂掃除などのお手伝い。(ポイントがたまると旅行に行けるシステムにしているが、コロナの影響で現在旅行にいけないため、ストレスが溜まってきている。)

性格:自分の好きなことや目標に対しての課題を実施することは苦ではなく、進んで実施される。ゲームが好きなため、スマホが使えなくなると騒ぎ出す傾向にある。一回行った場所にあまり魅力を感じないため行こうとしない。(ゲームセンターは別)。

ニーズ:熊本:阿蘇ファームランドに行きたい。

    鹿児島:アミュプラザとイオワールドに行きたい。

※すみさんから、熊本と鹿児島は遠いから阿蘇の周辺で楽しめそうなものを企画していきたいとのこと。


私はこれまでの作業療法を行う中で高齢者が多かったので、発達障害や自閉症の方、そして障害を持った若い人の関わりがあまりありませんでした。

初めての取り組みなので、どんな風にしたらM君が落ち着いて、ご家族と一緒に旅行をたのしめるのか?を考える工程に今ワクワクしています。


まだ、M君とお会いしたことがないので、何度かお会いさせて頂きながらラポール形成をしていきM君をよく知っていきたいと思います。


すみさんにこれまで、M君と旅行をするのかで困ったことなどを聞くと、

・自分の思い通りにならなかったり、人混み、疲労がたまると大声を出すこと

・トイレ

私は、トイレ問題を聞くと車いすユーザーなど身体しょう害で介助が大変なのかと思っていましたが、、

自閉症のお子様を持つご家族も外出先でのトイレ問題があるとのことでした。それは、排泄の介助に苦労をするのではなく、自分がトイレに入っている間に何かに興味を示しいなくなる場合があるため、トイレもゆっくり入れないとのことでした。そのため、「自分がトイレに入っている間に誰かそばにいると思うだけでもとても安心します。」と話されていました。

そこは全然に視野に入れていなかったので、新しい発見でしたね。


また、すみさんはM君(長男)の他に次男、長女と2人のお子様がいらっしゃいます。


他のご兄弟は、

「兄と出かけると大変だからもう出かけたくない。」

「親の苦労がわかるし、障がい者を家族に持つ人の気持ちがわかるから、障がい者の方にばかり目を向けるのではなく、その家族の心のケアも必要だ。」

とお話をされていました。


私は、旅行時にご家族が苦労するであろう身体介助のフォローにフォーカスを当てていましたが、今回の話を聞いてご家族の精神面のケアを行うことも大事だなと改めて考えさせられました。


障がい者とそのご家族の旅行は様々な困難や苦労があると思います。

1組、1組にあった旅行プランを組み立てていきたい。

そして、エゴだとは思いますが「一緒に行きたくない」と思っていたご家族の方も「一緒に旅行に来て良かった」って、思ってもらえたらいいなと思っています。


そのためにも、当事者の方々のたくさんの生の声を聞くことが大事だとこれを期にとても感じることができました。


そして、病気や障害に対する知識もつけておかないといけないと思いました。

現場を離れて2年。

起業することだけじゃなく、医療面の知識をつける方も頑張らないと!!!!


今回の出会いは私の今後においてとても大きな影響を与えていただいたなと感謝してます。

ありがとうございます!!

よし!!がんばろーーーー!!!!




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