中医学〜陰と陽〜
今回は、中医学の陰と陽についてお話ししていきたいと思います。
中医学とは?
まず、中医学とは何なのか?というお話から。
中医学は、中国の医学を日本独自に変えた医学です。漢方薬や薬膳も中医学に含まれます。
西洋医学との違いは、西洋医学は病気を見て、病気自体を治療していく"対症療法"であるのに対し、中医学は、病気自体を治療するのでは無く、原因を突き止めそれを治療していく"原因療法"となります。
中医学の考え方
さて、タイトルにもある通り、中医学には陰陽説というものがあります。陰陽説は自然界のあらゆるものを陰と陽に分ける考え方です。
〜陰〜
月 地 夜 冬 下 女 停止 内
〜陽〜
太陽 天 昼 夏 上 男 活動 外
と分けられています。何となく分かりますね。
よく陰キャ、陽キャという言葉がありますけど、そのイメージ通り、陰は静かでジメジメした感じ、陽は騒がしくカラッとした感じと言えます。どちらが良い悪いでは無く、どちらかに偏り過ぎると身体のバランスを崩してしまうので、どちらも重要ですね。中医学では、この陰陽のバランスと巡りを良くすることが大変重要です。
今度は、中医学の五行説や体質についてもお話ししていきたいと思います。