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たぬきときつねと日本人

こんばんは、ハルです。

興味深い話を聞きました。

たぬきときつねは、人を化かすのが得意です。
それにはこんな理由があります。

「気が弱い」

たぬきもきつねも気が弱いんだそうです。
だから、相手と違うことが不安で仕方がない。
周りに同調して、なんとか溶け込まなくては心もとない。

人を化かすのが得意なのは、人と出会ったときに
自分の姿と人の姿が違うから困ってしまうのだそう。

それで、ここから先が面白いんです。

この話、日本人にも同じことが言えますよね、ってお話。
人と同じでないと不安で、周りに溶け込もうと必死になる。

まさに私たち。
学校も社会も、回れ右の前ならえ。
出る杭は打たれるどころか叩きのめされる始末。

自分の好きなものより周りと同じもの、
自分の個性よりも周りのルール。
そうこうしているうちに、本当の自分が分からなくなってしまうのです。

たぬきときつねが出会ったとき、お互いに相手と同じ姿になろうとして
たぬきはきつねに、きつねはたぬきに化けます。
結果姿を見せるのは、きつねとたぬき。
また化ける、たぬきときつね。
またまた化ける、きつねとたぬき。
またまたまた、、、、、、。

こんな二匹を見かけたら、笑っちゃいますか?

でも、馬鹿には出来ないですよね。

そんなお話でした。

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