【超短小説】年雄のお菓子が止まらない
痩せようと思っている年雄のお菓子が止まらない。
夜10時を過ぎた頃、小腹が減った。
仕方なくコンビニへ。
小さい袋のポテトチップスを買った。
一枚一枚大事にゆっくり食べた。
食べ終わる頃、甘さが欲しくなる。
仕方なくコンビニへ。
小さい箱のチョコを買った。
一個一個大事にゆっくり食べた。
食べ終わる頃、期間限定のポテトチップスが売っていたのを思い出す。
期間が過ぎてはいけないので、仕方なくコンビニへ。
大きめの袋だが、迷わず買った。
バリバリ食べた。
口の中がしょっぱくてしょうがない。
仕方なくコンビニへ。
ホワイトチョコを買った。
いっぱい食べた。
これ以上食べたらダメだ。
アイスで〆よう。
仕方なくコンビニへ。
ビッグと書いてあるアイスを買った。
食べた。
ドスンと眠くなる。
おやすみ。
浜本年雄40歳。
これでも痩せようとしとります。