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久々の映画館


最近『海辺の犬』というYouTubeを観てララ子にときめいています、なおこです。

農家の飼い主トシさんと雑種犬ララ子はいつも一緒。
素朴で自然体の飼い主さんと、おっとりと穏やかで凛と愛くるしい犬ララ。
お互いを信頼し合い、彼氏彼女のような二人。
見ていて尊い〜

私が子どもの頃に実家で一緒に暮らしていた初代犬の名前が「ララ」なので、ものすごく勝手に親近感を抱いています。
とにかく飾らない自然な感じがとても素敵!


話変わりまして今月頭の話になりますが、仕事終わりに久々の夜の映画館へ行ってきました。

今回の映画館は、
【ユナイテッドシネマPARCO CITY浦添】


全米で公開された昨年からずっとチェックしていた映画、

『サウンド・オブ・フリーダム』鑑賞


ティム・バラードという1人の捜査官が、誘拐され児童売春をさせられている子どもたちを命をかけて救出する実話を基にした話です。

アメリカでも上映するまでに5年の月日がかかり、日本でも上映までにそこから1年かかり、諸々を乗り越えてようやく今年の9月に公開できた作品。

「子どもは5歳なら1日5〜10回は売れる」
何の罪もない子どもたちがさらわれて売られている事実。

内容が内容だけに、上映時間2時間11分、これが世の中で起きている真実なのかと思うと本当に信じがたい気持ちでいました。
子どもたちのことを思うと悲しみというかずっと憤りを感じていた。

現実に起きていること、起きてきたことで、今現在も被害にあっている子どもたちがいるのかと思うと本当に胸糞悪い。

誘拐の手口は様々でいつどこでさらわれるかも分からない。
もし自分の子どもだったらと考えると絶望しかないし、もし自分自身が被害にあった子どもだとしたらと考えたら本当に恐怖と絶望しかないと思う。
行き先も分からない、真っ暗な船の小屋みたいな場所に乗せられて他の国に、知らない場所に売られていく。
生きる希望を失わないでいられるかと問われたらなんとも言えない気持ちになります。


これまで鑑賞してきた映画の中にも観終わった後にもなかなか消化しきれない作品や後味の悪い作品はありましたが、今回もとにかく色々なことを考えさせられ、想い、様々な感情が溢れてくるものでした。

私には何かできるわけではないけれど、知ることはできる。
自分が感じたことをこうして言葉にして伝えて、同じように感じる人を少しでも拡げていけたらと思いました。

ちなみにこちらの「サウンド・オブ・フリーダム」は限られた映画館での上映となっているようで、沖縄県内では浦添パルコシティのユナイテッドシネマのみで上映とのことです(10月31日までだったような気がします)

気になった方はぜひチェックなさってみてください。


そして、誘拐かどうかの真相は分からないけれど、以前これから観たい作品のひとつに入れていた映画「ミッシング」


こちらも鑑賞しました。

幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す作品。

「サウンド・オブ・フリーダム」も「ミッシング」も、ついさっきまで一緒にいた存在することが当たり前だと思っている大切な人が急に姿を消す。

どこにいるのか消息も分からず、その人が今も生存しているのかどうなっているのか、何もかも分からず不安な状態でも明日はという日はやってくる。

世の中にはこういった出来事が実際に山のようにあるということを忘れてはいけない、自分ならどのように向き合うだろうかと、諸々考えさせられます。

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