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忘れたくないこと。

人間は時折ある記憶を留めておきたいと願い、日記を書くだとか、あるいは、絵を描くとか小説を書くとか、もしかしたら手芸の作品としてかもしれないが、いろんな表現手段を通じてその想いを残してゆく。 私は、美しい風景であるとか、美味しかった食べ物のこととかというよりも、一番残しておきたいのは、人から親切にしてもらった優しい記憶だけだ。忘れたくないのは誰かの優しさだけなのかもしれない。

    • 無題

      夏休みにお婆ちゃんの家にいくと、冷凍庫にたくさんお手製のアイスが入っていた。それはゆで小豆と練乳を混ぜただけのものであったが、子供のころとてもおいしく感じた。 同じように作っみてもその味は再現することが出来なかった。 スーパーマーケットで似たような小豆氷などを買ってみても、やはりお婆ちゃんのそれとは似てるようで違っていた。 料理というのは、計量カップでははかり知ることのできない数値化できない世界なのだな、っとこどもの頃にぼんやりと感じていた。 東北の夏休みは短く、お盆が終

      • フェイクでも、良いものはいいなって思う時もある。 それが、ジャンクであればあるほど許せる度合いも緩くなる。 がしかし、崇高なものの偽物はちょっと頑張りましたが耐えられえない苦痛でした。ごめんなさい。

        • 忘れられないLet it beに百円しか出せなかったけれども

          最近はどのピアニストの演奏でもいいと諦め感がつのってきているのだが、美しいものは美しい。 春の頃、雨の夕方に突き動かされるように、一人で静岡まで行ったことがある。 駅のキャッシュディスペンサーでお金をおろし、でも、いくら遠くまで行ったところで引き返されるのだという事を、どこにも行けないであろうことを悟ってはいた。 ただただ、車窓から曇った雨の東海道線の夕暮れを眺めていた。ぼんやりと。 静岡の本屋で、聖書を一冊買った。 失意に似た何かでいっぱいになった自分が地下道を歩い

        忘れたくないこと。

        • フェイクでも、良いものはいいなって思う時もある。 それが、ジャンクであればあるほど許せる度合いも緩くなる。 がしかし、崇高なものの偽物はちょっと頑張りましたが耐えられえない苦痛でした。ごめんなさい。

        • 忘れられないLet it beに百円しか出せなかったけれども

          掃除についておばちゃんから教わったこと

          おばちゃんって。 そうゆう私も今ではお婆ちゃんだがね。 ホテル清掃員バイトのころは、これでも若手だった。 一日、13部屋から22部屋の掃除。部屋掃除、ベッドメイク、トイレ、風呂、クローゼット。 はじめのころは、3部屋で四時間かかっていたが、一か月くらいで13部屋に到達した。 「あなた家でなんにもやってこなかったのね。お嬢さんなのね!」って笑われながらも、ダメな私は結構可愛がってもらえて、同じフロアに配属になると、「私のやり方をこっそり教えるわね。」って、プロ秘伝の掃除技術

          掃除についておばちゃんから教わったこと

          断捨離という言葉が嫌いだ

          タイトルの通りである。 断捨離ブームのころは、おっ新しいね!という感じもしたが、いい加減、断捨離とかお片付けとか、飽きたというか、もう、嫌になってきている。 片づけは大事だし、片付いた部屋は実に気持ちがいい。 ただ、断捨離アンだの、そうゆうカテゴリーに囚われるのが気持ち悪いのかもしれない。 好きなものを集めて、ぶっ散らかして、また捨てて、また集めて、それでいいのだよ。 昔、ビジネスホテルの清掃員のアルバイトをしていたことがある。手の腱鞘炎やらいろいろ故障して辞めざるお

          断捨離という言葉が嫌いだ

          透明なものに弱い。

          わたしの家の食器棚の引き出しにはなぜか歯ブラシがたくさん入っている。 日常で自分以外のひとが、引き出しの中を覗くなんてことは無いわけですが、例えば自分が急な事故で死んだとき、引き出しの中を観た人はビックリするだろうなって思うと笑ってしまう。 まあ、歯ブラシ以外もストック買い置きが大好きで心配性ゆえにものが溢れかえっているので、「あらあら、歯ブラシも買いためたのかしらね、ねこさんったら!」って事で済んじゃうかもしれません。 歯ブラシについては、実はストックの部分も無きにしも

          透明なものに弱い。

          そしてやっぱりスーパーマーケット

          スーパーマーケット。なぜここに行ってしまうのか。 デイリーユースなものを買わなければいけないので仕方無いといえば仕方のないことではあるのだがね。 最近デパ地下とかセレクトショップ的なところで買い物したりもするが、前のようなときめきが無くなったね。 若いひとはネットでワンクリックで珍しいものも格安で買えるしわざわざ店舗に足を運ぶ必要性もないわけで、主にお年寄りの溜まり場になりつつあるかもね。 デパート自体昔のような特別感がなく、今じゃ百均がテナントに入ってるくらいで、百貨店な

          そしてやっぱりスーパーマーケット

          規格外につき。

          頭の中身もそうだが、とにかく身体が規格外だった。 頭が大きい。足がでかい、肩幅広い。これでもう、帽子やら、靴やら、ブラウスの選択肢が減ってしまう。 今でこそ、体格のいいひとが増えて大きいサイズも出回ってきたが、私が小学生のころは、運動会の紅白帽だって先生の大人用を借りた。笑) 今はすっかりお婆さんになり、ユニクロとか安い服も増え24.5サイズの靴も普通売ってる世の中になってとても嬉しい。 髪の毛の質もこれまた規格外で、シャンプーにもお金がかかる。 結局規格外だと何かとお

          規格外につき。

          Vlogだってさ。

          Vlogって言葉を初めて知った。 流行りのゲームにもまったくついていけないし、お婆さんの知らない世界は増える一方ですね。 それでも、過去の、始まったばかりの良き時代のインターネッツをリアタイで体験できてよかったとは思ってるけれども。 活字ってのはもうオワコンなんですかね。 日記を読みあうなんで古い古い。 リアルな日常の動画を見せ合う時代へ。ふー。凄いな。 お婆ちゃんも若い人の動画をみて、若返りしようかねえ。笑)

          Vlogだってさ。

          並べるところが無い!

          このところ、自分にしては珍しく料理をしている。少しはまった。 食べたーいというよりは、どんな風になるかみてみたい、実験のようなものだ。 このスパイスを入れるとどんな味になるのか。どんな色になるのか。オーブンに入れるとどんな風に膨らむのか、確かめたいのだ。 学生時代にクラスメイトの家で食べた水のようにゆるいスパイスカレーを作ってみたいと思い、あのスパイスも欲しい、このスパイスも欲しいと、夢にまでみるくらい、期待を膨らませていたのだけれど、掃除をしているうちに、並べるところが無

          並べるところが無い!

          願いが叶うのならば

          今の自分が書いたものが、インターネッツの狭間に残ってくれたらいいなって思っている。一言でもいいから。

          願いが叶うのならば

          スポーツサンダルってどーよ。

          去年の夏の終わりに、スポーツサンダルにソックスを合わせている写真をみて良いなーと思って、今年の夏は買おう!と考えていたのに、七月になってしまった。 スニーカーが好きなのだが、やはり夏は蒸れる...。 安いスポーツスニーカーを自分の誕生日プレゼントのゲッツ!したい。 心配なのは、靴擦れしないかということだ。足の形が良くないし、デカ足なのでね。ま、チープなもんでトライすべし。

          スポーツサンダルってどーよ。

          グンゼ GUNZE (キテミル)kitemiru 綿100% 柔らかコットン タンクトップ

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          親のこととかさー。

          ふと思った。 小さいころから、あんま親に愛されてないのかなーとか思ってきたけど。 これって自分だけじゃなく、こどもならみんな多かれ少なかれそう思っているわけでさ、なので本屋にも、毒親だの、母と娘だの、そんなおんなじような本が溢れかえっているわけで。 でも、親の愛とは?といえば、そんなのわかんないわけで、誰にも。むしろ愛なんてないのでは? ただ、いえることは、私の両親はクールだった。べたべたした愛情を嫌った。べたべたした愛情って、束縛とか支配にもつながりやすく、愛がいつしか怖い

          親のこととかさー。

          インターネットとか。

          インターネットって今はもう死語なのかもしれませんね。 私は、20代のころ、リアルよりインターネットの友達と付き合っていたようなきがする。 ネットの友達は、距離感がよく付き合いやすいというか、本音が言えた。 一番はまったのは、はてなダイアリーで、そのころみんなが、自分の日記らしきものを見せ合いっこしてた。つまりは、読まれる日記を書くことに燃えていた。 私の日記など、アクセス解析してもたいして読まれてはいなかったが、自分以外の誰かひとりにでも、読んで欲しかったのだと思う。 ネッ

          インターネットとか。