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#161 Andhra Dining GINZA (アーンドラ・ダイニング 銀座)

本日のランチは南インド料理の名店「アーンドラ・ダイニング 銀座」へ。

「アーンドラ・ダイニング」は、御徒町の「アーンドラ・キッチン」オーナーのS.Paramata (パラマタ) 氏が、同店に次ぐ2店舗目の南インド・アーンドラ料理専門店として2012年に創業したお店。

総料理長を務めるのは、インドの5つ星ホテルで腕を磨き、来日後は「ダバ・インディア」や「アーンドラ・キッチン」のシェフとして同店を成功に導くなど、我が国における南インド料理店の発展に寄与してきた伝説の名シェフ、Y. Ramanaia (ラマナイア) 氏です。

早速、階段を上り2階へ。

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ガラス扉を開け中に入ってみると、ブラウンを基調とした店内は、銀座らしくシックで落ち着いた大人の雰囲気。
案内された席に着くと、ちょうど正面がガラス張りのキッチンになっており、赤いスカーフを巻いたラマナイアシェフが真剣な表情でビリヤニを作っている姿が見えました。

さて、本日のオーダーは「キングフィッシャー」と「アーンドラ・ミールス」。ランチに銀座でビールとミールスなんて最高の贅沢♪

何はともあれ、まずは乾杯〜☆

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キングフィッシャーはインドのビールだけあってスパイス料理にピッタリ。さっぱりした飲み口でスパイスの風味が引き立ちます。

喉が潤ったところでお待ちかねのミールスの登場です。

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(写真は左から時計回りに「サンバル」「ラッサム」「ポリヤル」「プローン・フライ」「ペッパーチキンカレー」「ダヒ」「パヤサム」「パパド」、そしてその下に隠れている「チャパティ」と「ピクルス」、真ん中が「バスマティライス」。)

うわぁー。いい匂いー。
ではでは、いただきまーす!ぱくり。

んー♪完璧!!(☆∀☆)

サンバル・・・ミールスには付き物の野菜と豆のスープ。豆の旨味が濃縮されたスープにトロトロの茄子と玉ねぎの優しい甘さが広がり、タマリンドのまろやかな酸味とヒングの香りが食欲をそそります。

ラッサム・・・タマリンドの酸味とブラックペッパーの辛味が特徴的な南インドの薬膳スープ。トマトとタマリンドの酸味は強過ぎず、あくまでも上品かつコクがあり奥行きが感じられる味わい。カレーリーフとマスタードシードの香ばしい香りが溜まりません。

ポリヤル・・・野菜とココナッツの蒸し炒め。シャキッと歯応えを残して炒められた野菜の甘さとココナッツの香りに、生姜をピリッと効かせた炒めもの。辛くはないけれどスパイシーで美味。

プローン・フライ・・・ドライタイプの海老カレー。プリプリの海老の旨味とシャキシャキの玉葱の甘味をコリアンダー、クミン、マスタードシードなどの香りで包んだスパイシーで辛口のカレーです。

ペッパーチキンカレー・・・クローブの奥深い香りとチキンの旨味やトマトの酸味がしっかりと感じられるグレイビーに、ブラックペッパーの辛味をガツンと効かせたスパイシーな辛口カレー。

ダヒ・・・インドのプレーンヨーグルト。カードとも。ほかのカレーと一緒にライスにかけて食べると美味。個人的には肉系のグレイビーと混ぜてさっぱりと食べるのが好きです。

ピクルス・・・野菜や果物を塩とスパイスでマリネし油に漬けた酸っぱ辛いインドの保存食。本日のピクルスはマンゴー。少しずつカレーと混ぜて味わいの変化を楽しみながらいただきます。

パパド・・・豆の粉でこしらえたインドの薄焼き煎餅。ビールのつまみにそのまま食べても良し、パリパリ割ってライスに振りかけカレーと一緒に味わっても良しの美味しいスナック。

チャパティ・・・アタ粉と呼ばれる全粒粉を使い、発酵させずにフライパンで焼いて作るインドの薄焼きパン。見た目はクレープのようですがクレープよりも香ばしく、モチッとした食感です。ナンと同様にカレーをディップして食べますが、ナンに比べ脂質が少なくあっさりしているので個人的にはナンよりも好みです。

バスマティライス・・・独特の芳香が特徴のインドの香り米。日本米に比べ粘り気が少ないため、汁気の多いインドのカレーには良く合います。フワフワの軽い炊き上がりでいくらでも食べられてしまう危険なごはん。

パヤサム・・・バミセリと呼ばれるショートパスタをミルクやスパイスで煮込んだインドの温かいスイーツ。パヤサムに限らずインドのスイーツと言うと、頭が痛くなるほど矢鱈に甘いのが普通ですが、こちらのパヤサムはカシューナッツの香ばしさとミルクの上品な甘さが食後の口直しに丁度良く、今まで食べた中でもダントツに美味でした。

香りと味のバランスや食感に至るまで計算し尽くされた匠の味わいに感動!!

ん〜おなかいっぱい♪幸せ〜♪♪
ごちそうさまでしたー!!

晴れ、時々Curry。2020-02-15

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