奥さんがいなかったら寂しくて猫は飼えないと思う。
奥さんがいなかったら寂しくて猫は飼えないと思う。
朝の支度を済ませて仕事をしようと席に着くと、猫がやってくる。立ち上がって前足を使って7kgほどの体重をかけて、小さな声でワンという。
僕は彼の頭を撫でつつ立ち上がる。大きな尻尾を背負い、ケツメドを見せながら満足げに歩く彼に並んでゆっくりとリビングまで歩く。
餌場に着き、僕が背中を撫でると彼は食事を始める。そして一口二口食べるとどこかにいってしまう。
僕が生まれた後にやってきて、僕が死ぬよりも先にいなくなってしまう猫という存在