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中生館|四万温泉

四万温泉に行ったら必ず行きたかったのが
前回の記事で紹介したもりまた旅館と、この「中生館(ちゅうせいかん)」。

前回の記事はこちら▼

もりまた旅館と同様、中生館もXでたまたま見かけて
その露天風呂の美しさに
「四万温泉に行って中生館のお風呂に入りたい!」と
通勤中の電車の中で思ったのです笑

日程的に中生館には泊まることができなかったので日帰り温泉にしましたが
日帰り温泉は一日一組限定。
さらに二時間も滞在できるので、心ゆくまで独泉しながら満喫できます。
一組限定なので予約取れないかな・・・と思いつつも奇跡的に予約できました。
(予約できた時のテンションの上がりようと言ったら笑)

中生館は四万温泉の中でもかなり奥の方にあります。
古くからある旅館のようですが、近年リノベーションされたようです。

さぁ、受付を済ませて早く温泉へ!
ちなみに私が利用した際は一人2,000円でした。
友人は「高くない!?」と言っていましたが私からしたら安いものです。
なんと言っても、あの雰囲気抜群な温泉を二時間も貸し切れるのですから。
受付の際も、これからのひとときを想像してうっとりとしてました。

ここが脱衣所。木が多く使われていて良い雰囲気。

脱衣所の奥の扉を開けるとまず見えてくるのが「月見の湯」。

開放的な露天風呂です。
この真ん中にある岩に寝転がるのが気持ちよかった!
貸切だからこそできることですね。
とんぼがやってきました。綺麗な青色。
四万川の水の色みたい。

そして月見の湯の奥には謎の小さい扉が。
ここから、私がXで見た雰囲気抜群の露天風呂「かじかの湯」に行けるのです。

かがまないと普通にぶつかるくらい小さい扉です。
扉を開けると石の階段。
ちなみにここまでずっとすっぽんぽんで、なんだか変な感じ笑(サンダルはありました)。
眼下には清らかな川が。この赤い橋を渡ると・・・

見えてきました!かじかの湯!

画面左側にある小屋の右下にある浴槽が見えますか?あれがかじかの湯。
山奥からは涼しい風が吹いてきます。
美しい!こう見ると、本当に川のすぐ近くに浴槽がありますね。

もう早く入りたくてうずうず。
あ、付近には何匹かヘビさんもいました。
これだけ自然の中なので当然ですね。
毒はなさそうで小さい可愛いヘビでしたが、画像の掲載はやめておきます。
ではでは、いざ入湯!

ぐわぁ〜たまらん!
さっき渡った赤い橋が見えます。
渓流を見ながらの温泉。癒しでしかないです。
見上げればこんなかんじ。

夢のかじかの湯に入られて本当に幸せでした。
かじかの湯は二つ浴槽があって、片方は少し熱め、片方は少しぬるめでした。
熱めと言っても二つの浴槽を比較したらほんの少し熱いくらいで長湯できる適温。
さすが「草津の上がり湯」と言われる四万温泉、
泉質もとても優しくて、湯あたりもしにくそうです。

大きな一枚岩に守られているよう。
時間が経つのを忘れます。
川の近くにある温泉ってアブにやられやすいのですが、私が行ったとき(9月)は大丈夫でした。

もう一つ、内湯として「薬師の湯」がありますので入りに行きましょう。
(女性には「槙の湯」という内湯もあるそうです)
さっきの赤い橋を渡って、石の階段を上がり、月見の湯を抜けて
脱衣所に再度戻ります。

これが薬師の湯。こちらも素晴らしい雰囲気。
陽が差し込んできて一層良い雰囲気に。
静かに時が流れます。心も静かになっていく気がします。
薬師の湯からは、さっきのかじかの湯が見えます。
そうこうしてると急に大雨になりました。
かじかの湯を上がってから降ってきたのでラッキー。
雨音もこうやって聴くと癒しのBGMです。

そんなこんなで二時間はあっという間に過ぎ
2,000円が高いと言っていた友人もかなり満足したようでした。
念願の中生館に来られて本当によかった。
中生館は一人旅の方に特化した旅館として経営されています。
基本おひとりさまの私にはうってつけなのに関西から遠いのが悲しい。
でも、本当に素敵な温泉でしたのでまた行きたいなぁ。

もう少し、四万温泉のお話続きます。

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