全然堂歳時記 夏 【茅の輪】ベータ版
新企画です
葉書俳句を伴った全然堂歳時記最終版は、
内容をあれこれ充実させたら、返って手間が増えて難航気味です
季節が代ってしまって、結局、翌年廻しにする案件も発生しています
次善策で、甘選バージョンをアップすることにしました
とりあえず、最初の一歩を記録したので、弾みがつくのか、
それとも、
安心して後が続かなくなるのか、さて、、、
テキスト:
一年の半ばを潜る茅の輪かな ハードエッジ
茅の輪にも夜の帳の降さるる ハードエッジ
神主のこつこつ渡る茅の輪かな ハードエッジ
大いなる神の力の茅の輪かな ハードエッジ
人の世を輪切りにしたる茅の輪かな ハードエッジ
青空のこちら側なる茅の輪かな ハードエッジ
土砂降りの雨の茅の輪の重たけれ ハードエッジ
傘さして雨の茅の輪を潜りけり ハードエッジ
存分に雨を吸ひたる茅の輪かな ハードエッジ
8の字に茅の輪を巡り神殿へ ハードエッジ
大いなる茅の輪に紙垂のひらひらと ハードエッジ
父母とくぐる茅の輪や手をつなぎ ハードエッジ
爺死んで婆残りたる茅の輪かな ハードエッジ
黒髪や茅の輪を潜るとき戦ぐ ハードエッジ
なんとなく首をすくめて茅の輪かな ハードエッジ
足元の茅の輪の板をこつこつと ハードエッジ
くぐりたる茅の輪に閉づる気配なし ハードエッジ
PC画面/桐v10:
以上です
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