SubstanceDesignerで作るドット絵コンバーター。(作例篇)
前回の投稿でsbsarファイルは画像変換フィルターとして使う事ができて、Substance Playerは簡易アプリ実行環境として使える旨をお伝えしました。
実際にアプリ的なものを実験で作ってみたところ意外と実用的な物ができたので、使い方と実装内容を何回かに分けてご紹介します。
ドット絵コンバーターを作ってみた
割とよくあると思いますが、画像を入力とするとレトロ風なドット絵が出来上がるというものです。調整中ですが、今回は現状のバージョンで造られた作例をばりばり貼り付けます。(キャプチャーをjpgで保存してしまったのでノイズが出てしまってますが、本来はパキっとした見た目です。)左が変換前、右が変換後です。若干の手直しは必要ですが、けっこういい感じにできたんではないかと思います。
それぞれの入力画像は、人面犬/ワンピース ルフィ/龍/アロサウルス(いらすとや)、白熊セーター/花と女性イラスト(AdobeStock無料素材)、および、お知り合いの方が描いた少女イラストです。
Substance 仕組み概要
サブスタンスデザイナー上で、以下のようなノードグラフを作りました。詳しくは別投稿としますが、Pixel Processorも利用しています。意外とすっきりしていますね。色解像度の指定、ディザパターンの選択、枠線の付与、などができるようになっています。
ここからsbsarを書き出して、Substance Player上で動かしています。クオリティ調整のためのパラメータは(良かれ悪かれ)たくさんあります。
元素材リンク
拝借させていただきました。毎度ありがとうございます。
* https://www.irasutoya.com/2020/06/blog-post_791.html
* https://www.irasutoya.com/2021/01/luffy.html
* https://www.irasutoya.com/2018/11/blog-post_56.html
* https://www.irasutoya.com/2020/11/blog-post_94.html
* https://stock.adobe.com/jp/images/comfortable-red-handmade-christmas-sweater-with-cute-white-bear-image-isolated/326342481
* https://stock.adobe.com/jp/images/beautiful-woman-with-black-hair-and-floral-decoration/313696675
続く。