増田さやか

増田さやか

最近の記事

物語はなくならない。そして哲学も。

それは突然に起こる 娘の同級生の子が亡くなりました。自死でした。ニュースですでに知っていたその出来事が、娘の同じクラスの子だったと後で知り、その子のお母さんの気持ちを想いました。お母さんとは一度だけ懇談会でお会いしたことがあります。すごく細くて繊細な印象の方でした。お子さん思いで、お子さんの性格をよく理解されてるんだろうな、とその話ぶりから感じました。今どうされているんだろう。対応に追われ、感情も乱れ、とても苦しんでいるんじゃないだろうか。今生きている感覚もないかもしれない

    • 何かに似てると思ったら…出産だった!

      先日ついにデビューしました。YOGAのその先の一つ→ART活動のご報告です。 迷わず行けよ、行けばわかるサそもそも、ワタクシはJAZZ好きでして、映画「Whiplash(邦題:セッション;あまりいい邦題ではない)」の影響をモロに受け、JAZZドラムが叩きたくなって2018年よりドラマーの道を歩んでおりました。今も、気持ちの上で続いてはいるのですが何せ長い、長ーい道のりです。何をどうやればいいのか、、、先生も「フィル(曲の間に入れるドラムの変則リズム。目立つやつ)はなんだって

      • 旅と本

        本が好きです。でも日々の生活の中、なかなか読む時間がない。いや、ないのではない。優先順位でどうしてもやりたいことリスト上位に入れず、いつもギリギリ圏外。それが私にとっての読書なのです。旅もそう。まとまった時間があれば行けるのに、娘たちがわらわら笑笑童童いる中で、いつ、どう行くのか、旅なんて行こうとすら思っていないのが現実でした。 それが、たまには行けるもんだ。本当の本当なら、私はしんしんと雪降る日本海側で、一人しっぽりと、温泉旅を楽しむ予定であったのです。文豪志賀直哉が湯治

        • 純粋な、氣持ち

          ヨガの、その先の一つ。ヨガのアーサナをすることで胸が開き、呼吸が深くなり、身体がしなやかになり、心がほぐれていく…手指足指の先から、見えない糸が、地上に生きる全ての命、無機物にも繋がってゆく。公園や海、お寺や古民家でヨガをお伝えしているとそんな体感やイメージが自然に湧き上がってきます。 ヨガは人生を深めるツール。自分という枠を超えるツール。そして何より、自分と本氣で遊べるところが大好き、もう出会ってずっと、ゾッコンLOVEです。実はヨガのポーズって、できたところで(できなか

          「麦ふみクーツェ」読了。

          いしいしんじ著「麦ふみクーツェ」を読み終えました。インドから別の国に電車で行く長い長い旅のお供に、友人が手にしていた本です。表紙はどこかに行ってしまい、手触りはボロボロ、マスキングテープで修理されてなんとか本の形を保っている、その姿もたまらなく愛おしい一冊です。 いしいさんの物語のキーワードは、不思議と私が深く理解できるものに満ち満ちていて、いつも没頭してしまうのです。この本もそうでした。私が今まで他の誰にも打ち明けたことのない、身体の内側に響く”音”の存在が描かれていたの

          「麦ふみクーツェ」読了。

          初めまして、チーム肚ヨガです。

          こんにちは。初めまして、改めまして。チーム肚ヨガの増田さやかと申します。あだ名は「さやまん」です。知多半島の半田市に嫁いで十五年。ヨガのインストラクターとして活動して八年目を迎えました。 ヨガに限らず、インストラクターと言うのは基本的に一人で行うことが多いお仕事です。私も今までそうしてきましたし、その自由な感じは私に合ってると今も思います。それがここへきて、チームを作ることになりました。タッグを組む、と言う方がしっくりくるかも知れない。”ヨガ”という名の元に心を同じくしてく

          初めまして、チーム肚ヨガです。