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明日世界が終わるとしても、りんごの木を植えたい 鳴門市ドイツ館

映画「タイタニック」で一番感動したのは、
最後まで演奏を続ける楽隊。

なぜあんなにも
感動したのか?

感動とは、罪悪感であると、
オタキング岡田斗司夫氏の弁。

環境を言い訳にして、
すぐに逃げてしまう
自分に罪悪感を感じたのだろうか?

東かがわ市のお隣、鳴門市。
そこにある、ドイツ館に立ち寄ったとき、
そんなことを思った。

鳴門市ドイツ館とは、
ベートーヴェンの第九が
日本で初めて演奏された場所。

しかも、その演奏を行ったのが、
ドイツの俘虜であった。

俘虜とは捕虜のこと。
第二次世界大戦以前は、
捕虜のことを公式には、
俘虜といった。

大正6年〜大正9年(1917年〜1920年)
3年間、捕虜になった、
ドイツ兵を収容した
「板東俘虜収容所」が鳴門市にあった。

そこでは、ドイツ人俘虜の人権が大切にされ、
地元住民との交流も。

そのことがきっかけで、
鳴門市ドイツ館は建てられた。

立派な建物にびっくりする。

こちらでは第九初演コンサートを再現した、
ロボット演奏を楽しめる。

人形が一人でたたずんでいるので、
少し怖い。

時間になると急に始まって、
ロボットが動きたしたので、
ビクッとなった。
心を鍛えるにはもってこい。

ほかの人形たちも登場し、
本物のコンサートを観ているような、
気分を味わえる。

たった3年間の出来事なのに、
100年経った今でも、語り継がれる。

正しいことを行うことの
大切さを改めて学んだ。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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