祝!無形民俗文化財登録へ かめびし屋しょうゆ醸造技術 45歳 ソロキャンプ
先日、取材させていただいたしょうゆのラスボス25年熟成しょうゆを扱う、かめびし屋さんのしょうゆ醸造技術が無形民俗文化財に登録される予定ということで、改めて取材しました。
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前回の取材では、熟成期間が25年のお醤油を味見させていただきましたが、深い味わいで美味しかったです。25年でもすごいのですが、30年以上熟成されているお醤油もあるそうです。長期間熟成するとお醤油は黒くなるのですが、30年を超えると熟成されたワインのようにだんだんとオレンジ色になっていくそうです。
たまごかけご飯に目がない、現楽天所属の田中将大投手にその当時の年齢と同じ熟成期間のかめびし屋のしょうゆを使って、最高のたまごかけご飯をプレゼントしたテレビの企画があったそうです。
かめびし屋さんは赤い壁が印象的な蔵に囲まれています。この赤い壁は芸術家の流政之さんがデザインされたそうです。流政之さんは日本アカデミー賞のトロフィーもデザインされている方です。
映画バグダッド・カフェに出てきそうな建造物にお出迎えしてもらい醤油蔵の中へ
麹がびっしりとこびりついた壁が歴史の重みを感じさせます。
熟成した醤油は水分が飛び真っ黒です。
大量生産で作られているお醤油は、ステンレスの機械で麹も材料として投入されますが、ここのお醤油は自然に発生した麹菌が原料の中に入っていきおいしいしょうゆになります。
かめびし屋さんには前述した流政之さんの作品以外にも現代アーティストの川島猛さんのデザインした蔵があります。
アートと醤油が融合したかめびし屋さん、東かがわ市に来られた際は是非お立ち寄りください。