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目の見えない白鳥さんとアートを見にいくvol.10 東かがわ市ひとの駅さんぼんまつ
東かがわ市には、とらまる公園にある、
ダリ彫刻の森以外にも、アートを楽しめる場所がある。
そのひとつ、ひとの駅さんぼんまつ。
気づいていなかったのだが、
このようなアートが
飾られている
![](https://assets.st-note.com/img/1662191911766-vJDZvKLUGa.jpg?width=1200)
いつものように、
目の見えない人に説明するかのように、
アートを鑑賞していく。
丸く切り取られた、
黒いタイルの端に羽根がひっついている。
タイルはピカピカと
黒光りしている。
だから、羽根がそのタイルに写り込んでいる。
羽根は片方だけなのだが、
その写り込んでいる、羽根とペアだと考えると、
羽根が大きすぎて、
胴体の小さい鳥が飛んでいるようにも見える。
羽根は、タイルの端から、
タイルの円の中心部に向かって
突き出している。
羽根の角度はタイルに対して
60度ぐらい。
タイルには空も写り込んでいるから
本当に空を飛んでいるようだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1662192377373-oO480MDqbn.jpg?width=1200)
羽根を見てみる。
オーソドックスな羽根。
羽根といわれれば、これを想像するような
お手本のような羽根。
羽根の根元から、外側に向かうにつれて、
羽根の一つ一つが大きくなっていく。
羽根の根元はつまっているが、
外側に向かうにつれて、
厚みがなくなり、
より飛ぶことに適した形状になっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1662192532768-633sA6ewV1.jpg?width=1200)
反対側から撮影すると、
建物がタイルに映り込むから、
地面で羽根を休めているように見える。
見る角度によって
印象が変わるのが面白い。
![](https://assets.st-note.com/img/1662192616326-P6MSiieRWK.jpg?width=1200)
こちらの作品名は「とびたさ」
城山みなみ さんの作品
作品名を知ると、
作者の飛ぶことへのあこがれを
表現したものだということがわかった。
私には、飛ぶことへのあこがれはない。
だって、怖いやん。
地上から空を眺めている方が好き。
空の大きさに圧倒されるのが好き。
飛ぶことができるようになって、
空の一部になってしまったら、
なんかもったいないような気がする。
まだまだ、東かがわ市には
アート作品があるはずだ。
発見して、またじっくりと鑑賞したい。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。