就活の本質
まず
私は、現段階では大手デベロッパー、商社、不動産などの企業選考を通過し続ける学生です。(*調子に乗っている訳ではありません)
その中で、企業の中の人(人事や現場の営業マン)と接する機会が多くあります。
そこから就活の本質が自論ですが見えてきたのでお話しさせていただきます。
(今回は大手に関してお話ししてきます)
直接関わる機会(インターンや面接)で参考にしてください。
結論、「就活とは人と人のマッチング」です。
恋愛や友人関係と何ら違いはないでしょう。
→恋人を探すときは、さまざまな相性を確かめながらデートを重ね、告白というきっかけで交際が誕生します。
→友人関係では、恋愛と方向性が違い「楽しい」や「面白い」などの複雑な感情のバランスで始まり継続しますよね。
就活では企業が「こいつと一緒に働きたいな」と思ってもらえれば、過程は問わないのです。
よって、世間一般的に言われる「ガクチカが強い学生」がわかりやすくそう感じさせることができるのでしょう。
しかしここでみなさんも「ガクチカだけが全てじゃないだろ」と思われたでしょう。その通りです。
ではここから中身についてお話ししていきます。
学生が企業を選ぶうえで抑えたいポイント
〜自分がここを目指したいと思えるかどうか〜
私も含め、学生からすると多くの企業がありどこを目指そうか迷いますよね。
そこで1つアドバイス!
→目指す理由なんかなんでもいい(後からついてくる)から、
なんとなく目指したいと思える企業を決めろ。
私も就活を始めるとき「〇〇の理由があってここを志望しよう」と思えていません。しかし今は就活が楽しいと思えるくらいにまでなりました。
何だか就活っておかしな仕組みだなと思っちゃいますよね。しかしこれでいいのです。
この2点を軸に企業を決めてみてください。
・現段階で自分のフィットしていると思える
・これから成長してここがフィットするように努めようと思える
正直ここまでの話はそんなに気にしなくて大丈夫です。
なので内容も少し薄くしています。もっと話したいことはありますが・・・。
おそらく
「企業に選ばれることが難しいの!」と感じる方が多いと実感しているためです。
ここからが本題!
企業が学生を選ぶ本当の軸
結論『一緒に働く想像をどれだけ具体的に思い描かせることができるか』
こんな設定で以下の記事を読んでいただけるといいかもしれません
スポーツでも会社でもどんな環境でも大丈夫です
・私は大きな責任を背負っている人間
・これから仲間に加入する年下を選ぶ
・年下はたくさんいる
・人選を間違えたら自分にも大きな不利益が生じる
・重要な人選にもかかわらず、少ない情報(時間)で決定しなければいけない。
それには以下の考えがカギとなります
①ちゃんと自分についてこれるか。
②自分以外の仲間についてこれるか。(胸を張ってこいつは期待できる/私が選んだと言えるか)
③組織の雰囲気に適した人間性か。
④他の後輩より明確に『ここが良い』と思えるところがあるか。
何となくイメージはできましたか?
ここで重要なのが『優秀かどうか』は入っていないということです。
ではなぜ『ガクチカ』が大事という情報が広まっているのか
それは・・・『一緒に働く想像がしやすいからです』
もちろん就活において人選をする人は『ガクチカ』を重要視します。
それも内容ではなく、再現性の部分です。
それが想像を掻き立てます。
では実際、どうすれば企業に選ばれる後輩になれるのでしょう
それは、成長力。ただそれだけ。
何してたか、よりこれからどうするか
学生生活の中で成し遂げたことと言っても99%の学生はどんぐりの背比べという感じでしょう。(残りの1%はいうまでもなく優秀すぎて大手に入らず自分で事業をした方が良いと思える学生)
なので、就活をしている学生な限り多少の違いはあれど「何をしていたか」で順位をつけるのは難しい。。
特に「飲食店のバイトしかしてこなかった・・・」「マジで何もしてこなかった」という方に伝えたいです。
大手企業の採用担当からすると、
・凄いことをしていた学生
・バイトなど特に変わったことをしていない学生
に大きな差は見出せない。または見出すことを避ける傾向があるはずです。
理由は
・正直採用担当の自分からするとそこまで凄いことではないから
・「していたこと』は誰でも環境さえあればできるだろうと推測するから
よってその『していたこと』を通じて、これからどんな成長が見込めるかをみています。
ここまで読んでいただければ、よく言う『自己分析』の重要性は感じたでしょう。
『ガクチカ』に自信がなかった学生も、自分の人生に自信を持って
自分のこれからの成長力を伝えるための材料を探してみてください。
・できないことをできるようになった
・継続力を持って成長を見込める
・急激に成長した などなど
最後に
これだけは意識して欲しいのは「自分が選ぶ側」という目線で材料を探すことです!
卵焼きを作ろうとする料理人に対して
キャビアを渡すより、卵を渡した方が良いですよね。
・・・こんな感じです。
もし「本当に何も材料が見つかりません・・・」という方は焦らずに材料を作っちゃいましょう!!
おすすめはできないことができるようになる体験です。
ぜひ!
一緒に自分を作る時間、自分を見つめる時間を確保していきましょう。
・・・本を書く。←おすすめです。