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わたしが走ることを好きになるまで【その2】
フルマラソンの2週間前になりました。
12月から週1回20km以上をノルマにしていましたが、ここから少しずつ調整に入っていく予定です。
今日は15km。
今日はなんだかすごく寒いし、先週の30km走の疲労が抜けきってない気がしていて、朝あんまり乗り気じゃなかったんですけど。
走ってみても乗り気になれなかったら途中でやめてもいいや、
と思って走り出しました。
正直、そんな日もありますよ(笑)
でも、走りだしてみると結構いけちゃうもんなので。
(もちろんいけない日もあるけど、そういう時は、走り出しただけエライ!と、自分を褒めてあげます。)
今日は結構いけちゃった方の日で、6'20"/kmくらいで走れたらと思ってましたが
終わってみれば自分でもびっくりな6'06"/kmで走れてました。
本当に、、我ながら成長を感じる、、🥹
さて、今回は『わたしが走ることを好きになるまで』の続きを書いていきます。
1.とにかくマラソンを毛嫌いしていた学生時代
こちらについては以下の記事に記載しています。
ご興味をお持ちいただけましたら読んでいただけると嬉しいです!
2.入社した会社が"社員はフルマラソン出走必須"だった!?
【新入社員研修】ランニングバイヤーからの衝撃の一言
わたしが新卒で入社した会社は、スポーツ用品を販売する会社でした。
そこでランニング用品の研修を受けていた時、担当バイヤーさんから衝撃の一言が発せられたのです。
バイヤー「みんなには2~3年以内に 1回はフルマラソン走ってもらうからね。」
新入社員一同「・・・・・」
バイヤー「だって、フルマラソン走ったことない店員が、マラソンシューズ買いに来たお客さんに接客できる?できないでしょ。俺だったらその店員からシューズ買いたいと思わないもんね。」
新入社員一同「・・・・・」
冗談だと思いました。
だって、うちの会社は陸上・ランニングの他にも野球、バスケ、サッカー、ラグビー、水泳用品を取り扱っていて、
そんなこと言ったら全種目本格的にやらなきゃいけないじゃないですか、
・・・ねぇ?
だから、冗談だと思ってたんですよ。
しかし。
これが残念ながら冗談ではありませんでした。
9人いた新入社員全員が、どこかしらのタイミングで、
なにかしらのフルマラソンにエントリーさせられたのです。
【練習開始】まずは駅伝大会や10kmレースを経験
わたしがエントリーすることになったのは、入社2年目のタイミングで行われる「大阪マラソン」でした。
1年目からエントリーしていた(させられていた)同期も数名いたので、
これは逃げられるものではないようだ・・・
と覚悟を決めて、わたし自身の1年目は1人5kmの駅伝大会や10kmのレースにエントリーをして、それに向けて仕事の合間を縫って練習を開始しました。
と言っても、週に1回5kmを走るのが精一杯だったし、練習は何回走っても"楽しい"と思えることは決してなかったです。
■駅伝大会の感想
ただ、わたしにとって"はじめてのランニングの大会"となった駅伝大会はすごく楽しかったです。
もともと学生駅伝を見るのが大好きだったので、憧れの"襷"を自分もつなぐことができて感激したし、
こちらも職場の方といくつかのチームで出場して、順位を競ったり仲良くなれたのが良い思い出になりました。
■10kmレース「渋谷・表参道ウィメンズラン」の感想
10kmレースも楽しかったです。
それまで練習でも1回くらいしか10kmは走れてなかったと思うのですが、
ウィメンズマラソンの華やかな雰囲気と、普段走れない渋谷・表参道のど真ん中や明治神宮の境内を走ることができて、
ゴールした後は充実感に満ち溢れていました。
あと、出走した人は参加賞とか記念品とかいろんなものがもらえてそれにも驚きましたね。
(あぁ~マラソン大会ってこんな感じなんだ。沿道の応援もすごいし、楽しいのかも・・・)
と、この時はじめて思えました。
それでも・・・10kmでおなかいっぱいでした。
42.195kmは話が違う。次元が違う。。
まだ、そう思っていました。
ちなみに・・・
【その1】の記事で、わたしは10kmのマラソン大会があるC高校にどうしても進学したくなかった話をしています。
このレースの後、C高校で10kmのマラソン大会を3年間しっかりこなしてきた姉に、
「わたし10kmのマラソン大会走れたんだよ~!」
と大喜びで報告したところ・・・
姉「お疲れさま!えらいえらい!!でも・・・このタイムじゃやっぱりC高校ではやっていけなかったね。はらりはB高校で正解だったね。」
と言われてしまいました・・・(^^;)
【ハプニング発生】レース3ヶ月前にまさかの怪我
1年目の3月に10kmのレース、渋谷・表参道を終えた後、
10月の大阪マラソンに向けて練習を続けていました。
どのくらい走っていたかは覚えていないのですが、休みの日はもちろん、
2年目からは職場が皇居の近くになったので仕事の帰りに皇居ランをしたりもしていました。
この時の心境は、フルマラソンで棄権になってしまったり、倒れたりしたらどうしよう・・・
という不安とプレッシャーから、"走らなければ走りきれない"という強迫観念のようなもので走っていたと思います。
(会社の空気的に、タイムはどうあれ完走必須。棄権はありえない、という雰囲気が漂っていました。)
ところが。
7月にハプニングが発生しました。
通勤中に電車に乗り遅れそうになり駅の階段を駆け下りていたら、
足を踏み外し、足首を捻ってしまったんです。
めちゃくちゃ痛かったんですけど、捻った程度。
転んでもいないし電車も何とか間に合いました。
ただ、とにかく尋常じゃないくらい痛い。
なんかおかしい。
と思っていたらめちゃくちゃ腫れてきました。
これはちょっとヤバいかも・・・
そう思い、やっとの思いで乗った電車を途中下車して、タクシーで病院に向かいました。
結果・・・
骨折していました。
ちょっとグキッってやっただけだったのに・・・
捻挫くらいだと思ったのに・・・
先生からは全治1ヶ月と言われ、まず聞いたのはもちろん、、
わたし「あのー、10月にフルマラソン走るんですけど、走れますかね?」
先生「え!?フルマラソン?走ったことあるの?」
わたし「ないです。はじめてです。」
先生「8月に治って、2ヵ月・・・うーん、、慣れてる人なら大丈夫なのかもしれないけど、練習もそんなに積めないし、当日どれだけの負荷がかかるかもわからないしねぇ、、普通に考えたら今回はやめといた方がいいと思いますけどねぇ。」
わたし「そっかー、、そうですよね・・・・・」
(え、、やったー!!!!!)
本当にごめんなさい。
やっぱりこの当時まだフルマラソンに対して抵抗がありまくりでした。
骨折はかなりツライけどフルマラソンに出れないという理由ができた!!
と、ついつい心の中でガッツポーズをかましてしまいました。
(その後会社に、骨折したこと、大阪マラソンを辞退させてほしいことを話したところ、当時の上司に「走りたくないからわざと骨折したんでしょ。」と言われた時にはめちゃくちゃカチンときましたが。)
そんなこんなで、わたしの初フルマラソンは延期されることとなりました。
次回以降書きたいこと
さて、またまた長くなってしまったので今回はここまでにします。
次回以降も間はあくかもしれませんがちゃんと続けて、完結させたいと思っています。
3.はじめてのフルマラソンで超絶の体調不良・・・
4.同期やお友達に感化されてマラソンへの抵抗感がなくなっていった
5.久しぶりのフルマラソン!大雨の中自己ベスト更新
6.ランニング系YouTuberさんのおかげで楽しく走れるようになった
本当に長くなりそうですが、次回以降ももしご興味がありましたらお付き合いいただけますと幸いです。
本日もこんな長文を最後までお読みいただき本当にありがとうございました。