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障害児の進路について!小学校入学を特別支援学校に決めた理由とは?

障害児の進路について小学校入学を特別支援学校に決めた理由を教えて?

こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。


子供に自信を持たせたい

小学校の進学を考える上で一番考えたことは、子供がどこに進めば無理なく学校生活が送れるか、楽しんで学校に行ってくれるか、そして嫌にならないか、この点についてまずは夫婦で深く話をしました。
色々と情報収集していくと、今の学力や生活する能力から考えて、普通の小学校の支援級クラスか特別支援学校のどちらかという選択肢にたどりつきました。
私たち夫婦が調べた限りでは、まず支援級は普通の小学校に支援級クラスという形で生徒が集められ、普通のクラスより人数は少ないですが、一人の先生がそれなりの人数を見なくてはいけない形でした。当然、全員の生徒に目が行き届かないケースが考えられるので、先生の言うことをある程度理解して、与えられたことができるレベルではないと無理だなと感じました。仮に理解することができない状況だと、おそらく一人取り残され、何もできない状況となるだろうと予想できました。
一方で特別支援学校は、ひとクラスが少人数体制で、先生も担任、副担任といて、子供の目が行き届く体制となっていました。ただ授業の内容は、小学校では学力をつけるという形ですが、特別支援学校では、生活していく上での必要な能力、その子一人一人に個別学習などテーマが与えられ、将来的に一人で生活できるような力を養っていく、そんなカリキュラムが組まれていました。

この頃、せっかくドラムを習い始めて自分に自信をつけてきているのに、ここで自信をなくさせるわけにはいかない。
無理のないところで自信をつけさせようとのことで特別支援学校を選んだのがひとつの理由です。

子供に高望みしてはいけない

小学校と特別支援学校とでは、その名称の通り、一般的には色々な面で差があるという見方をされるかと思います。世間体を気にするご家庭では、やはりためらう部分かもしれません。小学校に入れば何とかなるだろうと考える親御さんも多いかと思います。

しかし実際通うのは、親ではなく子供。変な見栄をはって子供を苦しめることになるかもしれません。子供は親の期待に応えようと頑張ろうとするかもしれない。でも周りについていけない。行くのが嫌だ、となったケースも本当によく耳にします。
「特別支援学校に通わせたくない」という、もし変な親のプライドのせいで子供が苦しんだら、本当に後悔しかないでしょう。
私たち夫婦は、そういった変なプライドや高望みは一切持たなかったので、ためらうことなく特別支援学校を選ぶことができました。

子供にとにかく楽しく通わせたい

親の望みとしては、とにかく楽しく学校に通ってもらうこと、これが一番大切なんだろうなと思います。何でもそうですが、楽しくなければ能力も伸びていかない、嫌々やっても力はついてこない、これは大人もそうですよね。

そういった視点から、ともくんができそうなことがたくさんあるほうはどっちかな、と考えた時に、やはり特別支援学校の方だろうというのが最終的に結論に至った次第です。

最後にお伝えしたい事

障害児を持ったお子さんの進路について親御さんが悩む時期とうのは、ポイントポイントで必ず来ると思います。

子供にとってプラスとなるような楽しい人生をおくらせてあげる、そのためにどういう選択をした方が良いのか、親の役割としてはとても重要ですよね。

今回の記事は、小学校入学時点での私たち家族の実体験の記事でした。

振り返ってこの頃いつも考えてた事としては、楽しく通ってもらえるようにどうやって環境を作ってあげようか、それから子供の能力を引き出すために自分たちには何ができるのか、それを常に考えながら生活しようと話していました。そうすると不思議と子供に気持ちは伝わっていくもので、学校に通っていく様子も日に日に変わっていくのが分かり、成長していく姿が見られようになっていきました。

少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。


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