ふらっとさんぽのススメ
原っぱ逗子の胃袋担当 アヤさんです。
イヤー、春ですね。
来ちゃいましたよ。気が付いたら、コロナとか年度末とか花粉とか休校とか、世の中全体がぐるっと動いたような、止まっているような…。
なんだか、思考がグルグルしていませんか?
一日の予定が狂いがちなので段取り地獄になったり、仕事のことでパソコンに向かう時間が長くなったり、コロナってどうなんじゃ?って気が付いたらスマホをスクロールしてる…。頭フル回転になってませんか?
芽生えの季節は気温が上がってきて、「気」が体の上のほうにのぼりやすいといわれています。体の上のほう、すなわち頭に集中しちゃってるんじゃないかと思うのです。
体全体を流れる「気」が頭に集中してしまうと、体は疲れて眠いのに目はらんらんとして眠れない…とか、考え事がずっと続いて終わりがなくて、ゆっくり休みたいと思うのに、実際そんなに忙しくしてないのに、頭がさえちゃう…気が付いたら手足が冷たい…とかね。
そんな症状があなたに訪れていませんか?
そんな時は、パソコンを閉じ、テレビを消して、スマホも置いて、散歩に出てみましょう。
最初は手持ち無沙汰です。
自然の音に耳を澄ますといったって、なかなかそこに心が向きません。
心が向かないと、音はなかなか聞こえてきません。
考え事はぐるぐる回ります。何にもないぶん、果てしないです(笑)
でも、歩きます。
子どもと一緒に歩くのもいいです。
こどもは私たちより早く、そのぐるぐるから逃れていきます。
あっという間に、道端のあれこれに目をとめ、止まったり、走ったり、自由です。周りが気にならなくなります。
歩くことで、地面に足が交互につくことで、足裏が刺激され、血が送り込まれます。じっと座って作業していて、滞っていた血流が動き出します。体中を血液が回り始めます。あ、もちろん、なんにもしてなくったってめぐってはいるのだけどw めぐりが強制的に良くなっていきます。
そうすることで、体の上のほうにたまっていたものが強制的に下りていきます。そうすると、冷たくなっていた手足がちょっとだけあったかくなったり、なにより、気分が変わっていきます。(気分が変わるまでにはちょっとした時間が必要です(笑)ちょっとした時間は人によって違います(笑)私は長いだろうなー(爆))
「こんな時」だから、いろいろ考えちゃうし、焦ったり、イライラしたり、思い通りにいかないことだらけだけど、そんなときこそ、「あ、頭に血が上ってんな!さげなきゃさげなきゃ!」って外へ歩きに出てみてください。
そして、歩くときは、自分の歩く足に意識を下ろして、一歩一歩を感じながら歩いてみてください。
春の足音が聞こえてきちゃうかもね。