原っぱはじめて登山 〜小さい小さいと思っていた子どもの背中が頼もしく見えた時〜
こんにちは、原っぱ大学千葉のジョニーです。
原っぱ千葉ではこの夏、「千葉を遊び尽くせ!」と題し、佐倉の森だけでなく、南房総にも進出しています。
7月の梅雨が終わらぬ1日に、千葉県民が、知ってるけど登ったことない山 No.1「鋸山(のこぎりやま)」に行ってまいりました。
▼1日のスケジュール
朝9時:JR内房線浜金谷駅に集合
11時半:展望台へ
12時:お昼(石切場跡地)
14時:地獄のぞきをのぞく
15時:解散(自力下山 or ロープーウェイ)
▼朝の集合
朝9時:JR内房線浜金谷駅に集合
初めての登山、がんばるぞー!という声や
日々のモヤモヤをテッペンから吐きだすぞー!というやる気と共に、
母の方が大丈夫かしら。
なんて声もチラホラ。
はじめて登山のドキドキしたメンバーと(親の方がドキドキしてたかもね)、数年ぶり復活だと意気込むオトナや、何度も山に登ったことある猛者キッズ達、4歳から11歳までの子どもとその保護者達で登ります。
▼スタートしてから
しばらくは、舗装された道路を進み、小川のせせらぎ沿いの道では、涼しい空気と、洞穴にカニを見つけたり、飽きることのない登山道。
森に入ると待っていたのは、見るだけで目の緊張感がほぐれる心地よい緑と、控えめに言ってもまとわりつく湿気。
そうです、登ったのは梅雨の最終週。風速0m、湿度90%を超える中、汗が出にくい。湿気にダメージを受けながら、展望台を目指します。
ベンチなども随所にあり、登山客に優しい鋸山。
休憩を挟みながら登るうち、先頭チームに増える子ども達。いや、オトナ達の方が着いて来れなくなるんですね。
自分が、子どもに、置いて行かれている…。
いつもは自分の子どもを一挙一動がっつり目を光らせているのに、気づいたら子どもの背中を追って、そして追いきれなくなっている。
知らぬ間に、こんなに逞しくなっていたんだ。
背中を見ながら、こんな風に感じたと、後でトーさんが話してくれました。
こういう時に感じるのは、グループで登る良さ。
先に行った子どもは、グループの他のオトナやちょっと大きいお兄ちゃんお姉ちゃんに託されます。
子ども達も、親以外のオトナに頼りながら、自分より小さい子の面倒も見ていく。置いていかれたオトナも、今度は違う近くの子を気にかけたり、オトナ同士で助け合ったり。
大きい子チーム、オトナ達、チビちゃんチームと、5-6人に分かれて進み、それぞれのベストを尽くして登りました。
こちらはチビちゃんチーム。抱っこなしで良く頑張りました👍
こちらは先頭チーム。後半7割過ぎたところで、現在の疲れを聞いたところ「5%」だそう。
Oh、若さ。
展望台からの景色は、当日は霞がかって東京湾を一望することはできませんでしたが、お昼に集まった時には、みんながいい顔していました。
それぞれの登りを讃えあう、そんな空気。
登ってみると、林道は自然がたくさん残り、地獄のぞきや、ラピュタの壁など、見所も多く、山頂に行った時の東京湾を一望できる眺めは空気が澄んでいる日は最高です。
高低差500mを超え、片道3時間と、意外にしっかりした山の鋸山は、帰り道にロープーウェイがあり、いざとなったらロープーウェイで降りられるというのも心強いところ。
ちなみに、この日も、ロープーウェイ乗り場にあるアイスクリーム目当てに、9割のメンバーはロープーウェイで降りていきましたとさ。
先程の疲労度5%のメンバーも、アイスに吸い込まれていきました。
登った後に食べる冷たいアイスは、格別だよね。
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▼感想
参加者のみなさんからは、こんなお声をいただきました。
<Nさん(お子さん4歳)>皆様に支えていただき、頂上までは抱っこ無しで歩くという目標もギリギリクリアできました🙌
<Yさん(お子さん8歳)>親をおいてどんどん先へ行ってしまった娘の姿に、たくましくなったなあと感心させられました。家族一同、鋸山の素晴らしさと、仲間と共に登る楽しさを体験できて、本当に充実した1日でした。
<Kさん(お子さん11歳)>とっても楽しかったようで帰りの電車はニコニコでした!天気もどんどん晴れてきて、見事な絶景でしたねー。
小さい子チームの可愛さにもすっかり癒されました!!!
<Oさん(お子さん5歳)>最初のご挨拶の際に、頑張れると思いますとは言ったものの、山道に入る前から「休憩まだ〜?」の声に軽く絶望しておりましたが、なんだかんだで頂上まで辿り着くことができ、本当に良かったです😊
<Nさん(お子さん8歳、4歳)>息子も、娘も、夫も楽しかったー!またやりたいと言ってます。
とくに娘は、初登山でちょこちょこ萎えながらも頑張ってくれて、親として嬉しいです。帰路の車の中ですぐ寝てしまい、そのまま朝まで起きてきませんでした!
さあ、次はどこの山に登りましょうか。原っぱ登山部もできるとかできないとか!?
みなさま、おつかれさまでした。ひとまず、鋸山、制覇!
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