カウンセラーになりたかった学生時代
学生時代、よく友人から相談を受けるタイプだった。
恋愛相談とか家族の悩みとか、ジャンルは幅広かった。悩みを聞いて、相手がスッキリしたりラクになったと言ってもらえるのが好きだった。
ただ私が感情移入しすぎるタイプなのか、悲しい話や苦しい話を聞いては一緒に泣いたりしていた。そして、一緒に悲しい気持ちになった。
悩みの打開策を一緒になって必死で考えるのに解決できない時などは自分の無力さにガーン状態だった。
友人を辛い状況に追いやっている登場人物に対して、勝手に怒りの感情が湧