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自己中心的にオリジナルグッズストアをオープンします。
通常世の中のニーズを考えながらプロダクトというものは作らねばならないのはビジネスにおいて当然のことだと思うのですが、この分野に関しては、誰に求められるでもなく自分たちの「ときめき」のためにのみ製作している分野があります。
それは紙ものたち。包装紙9種類、シール3種類、そして新たに加わったメッセージカード3種類。ただ作りたいという、市場調査などの一般的な基本中の基本であるマーケティングも無視して自己中心的な開発部門。欲望のままに作っております。
その子たちの種類がいよいよ増えてまいりまして、これはお店できるんじゃ!などと思ってみたのです。選ぶ楽しみがあってこそのストアだとも思うので。
この自己中心的なモノ作り、必ず決めていることがあります。
①作るからにはとことんこだわる。
色見、サイズ、紙の種類、厚み、最終パッケージ、どれ一つとして譲りません。
②使いたくなるものを作る。
幾つもの使用例を連想できるようなものでなければ作りません。
インドア、アウトドア、少人数、大人数、老若男女。。。
万人受けするものを作るという意味ではありませんが、誰でもウキウキ使いたくなるものと、かつ、使い方の提案をし続けていきたくなるものを作ります。要するに、前提として生み出したら継続して愛せるようなものを作るわけです。
③ゴミにならず大切に取っておきたくなるものを作る。
可愛さのあまり、カッコよさのあまり、壁に貼っておきたくなるような、このクオリティは取っておくに値する、その人の中で殿堂入りするようなものを目指します。女子の行動パターンによくあるのが、必要かどうかわからない箱、包み紙、カード、謎のマスキングテープ、籠をとっておいたり集める習性があるのですが、その中でもやはり選別はあります。これは!というもののみが捨てられず生き残る。その中に入りたいのです。
あげればまだまだこだわりはありますが、どれも必須で必要不可欠で、ひとつひとつに妥協しないモノ作りは絶対で!と思っています。だから何となくの出来栄えではリリースしていません。わがままな自分たちをもっとも喜ばせるのでなければ世に出す価値なし。と判断しますバッサリと。
そういう意味では、こうぶつヲカシやハラペコラボの製作するものに共通する、ある一定の完成度はクリアしているわけです。という意味で、販売可能との判断でもありました。この分野だけでも共感して欲しいという方がいるのではないかという期待もあります。
そして、この横道に反れた楽しい分野はまだ始まりにすぎず、これからリリース予定のアレやコレもまだまだ控えております。楽しくて笑いが止まりません。笑
モノ作りがやりたいときに自分で出来る世の中に感謝。
これらの作品はほとんどが、発案は野尻(代表)がチーム全体に投げかけて「こんなの作りたーい!」と。そして話し合いながら(主にライングループで)社内のデザイナーさんからのフィードバックをもとに社内の皆でデザイン詳細を詰めて、オンデマンド印刷で試作をしたあと、オフセット印刷で発注。実寸大に出してみたり、箔押しのサンプルを作ってみたりも出来るし、小ロットでも製作出来たりするので、失敗も極力減らせるし、間に様々な会社などが入らない分最終成果物になるスピードは格段に速くなる。かつ、パッケージまで考えれば即座にECサイトにと、ちょっとブログを書くぐらいの労力で全国、世界に向けて発信&販売できてしまうという。さらにその末端のユーザーさんとダイレクトにつながっているため、また次の製品作りに「生の声」を反映も出来るなど、コアなお客様の声も取り入れたりも出来る。なんて自由なそして実現可能なんだーー!と思います。
製作から販売までは全て社内で成立してしまう!のです。こりゃ楽しいわけです。わがままなモノ作りを可能にする時代の到来です。
これからも、気軽さを武器に、けれど決して完成度は妥協せずを繰り返して、様々なものを生み出していきたいと、スタート地点に立ったような気持ちです。すがすがしいモノ作りをさらに広げて深めていきたいと思っております。
ハラペコラボ 代表 野尻