何をやればいいかわからない?そんな時はPDCAのCから始めてみよう
8月から新しい会社で新規事業の営業として働いているのですが、この記事を読んで本当にこの通りだなと思ったので執筆します。
PDCAとは
これは良く聞くと思うのですが、PDCAサイクルですね。
P:Plan(計画)
D:Do(実行)
C:Check(評価・検証)
A:Action(改善)
こちらが基本になります。
今の会社に入社した時の状況
とりあえず状況を確認。
・既存ビジネスで得意としている顧客以外の層に向けた取引を新規で獲得してほしい。
超アバウト笑。
で、3月に立ち上がってもう少しで半年程になるが、全然うまくはいっていない。
私の上長Aさんはうまくいかないイライラから、「じゃあ何やればいいんすか」なんて更に上のNさんに言ってしまう始末。
これね、Aさんが悪いんですよ、実際。Nさんとも私は話しましたが、Nさんの意見に私は賛成でAさんは現場での市場状況がわかっていなさ過ぎる。そしてどこから情報を取ればいいかもわかっていなさ過ぎた。
なんでうまくいっていないか
これが今回の話で、PDCAのCができていないからだったんですよね。
にも関わらずPをさっきの既存以外の層に向けた新規獲得をって言われて、ひたすら何かをしても全然動きは改善されません。
もちろん成果にもつながりません。
やるべき事
まずは最終的にあるべき姿を設定する。
・新しい領域の顧客を把握する。
・新しい領域の顧客のニーズを把握する。
・新しい領域の顧客に製品を販売して、売上目標金額を達成する。
これが最終的な姿、要するにゴールです。
それからすぐにPを作るのではなく、まずは仮で構わないのでターゲットになり得るであろう顧客のリストを作成します。
そこに対して徹底的に調査を行うのです。
Cとは
Cは評価・検証などと言われます。
一般的には計画に対して、実行した事の効果がどうかを確認します。
これは間違いではありませんが、1番最初に行う時点でのCの意味は「調査」になりますね。
ざっとこのあたりがターゲットになりそうかなと決めた顧客に向けてとりあえず短期で調査目的でヒヤリングに行くのです。
ここで自社製品がどのように役立つかを聞いてみたり、既存製品をどのように使用されているかを確認していきます。良い所も改善してほしい点も含めてです。
この調査がないとPの計画につながらなくなります。
計画を無駄にしない為にも
戦略を作る時、誰しも成果を出す為の戦略を作るかと思います。
その為にPDCAサイクルを回すのですが、Pから始めると完全に予想からのスタートになります。その予想から作った戦略が予想通りだとうまく進んでいくと思うのですが、間違っていた時は悲惨です。
間違った戦略で成果が出ず、ようやく気付いた時に修正する事になった時には時間が経過してしまっています。
このようにならないようにするには事前に現場へのヒヤリングを行うのです。多くの意見を聞ければそれが1番いいでしょう。多くの意見から共通の点が出てくる事があると思います。
そこを自社製品で狙っていくというのが最初のPになるでしょう。
最初から完璧なスタートはない
ここでもあくまで最初から完璧な戦略ではないと思います。
しかし、ある程度顧客に話を聞いて作成している戦略なので、完全に的外れって事にはならないかと思います。
ここで作成して、あとは走りながら微修正を行っていく事が必要となってきます。
サポートよろしくお願いいたします。今後も転職や営業関連の発信をしてお役に立てれば幸いと思っております。