やりたいことがなく、なんとなく仕事を選んだ人の10年後
私は社会に出てから10年以上、ずっと営業職をしています。
営業職を選んだ理由は、とりあえず誰でもやることができるし、就職しないとまずいので選びました。
本当やる気のない理由です。
けど、売れたら給料は増えると安易に考えていました。
本当にやりたいことはなんだろう
ちなみに大学を出る際も今も、自分が本当にやりたいことってなんなんだろうって現在進行形で悩んでおり、結論は出ておりません。
これは本当に思うのですが、マジでみんな進路とかどうやって選んできたの?笑
新卒で入ってくる人に聞くと、みんなキャリアについて考えて入社してて、本当すごいなあと関心しています。
大卒当時、やりたい事などなく、とりあえず就職した自分としては若い時期にそんなにしっかり考える事ができていて大人やなあと思ったりです。
やりたい事はなくても大丈夫
今回執筆していて1番お伝えしたいのが、
て、事です。
ちなみに私は転職も数回しており、業界としては自動車、保険、医療系の営業を経験しています。
転職理由は働いていく内に、下記のような気持ちが出てきたからです。
こんな感じで転職していきました。
やっている内に楽しめる気持ちや得意な事がわかってきます。
特徴を活かせる方向に進んで行けば成果も出やすいし、楽しくなるのです。
そして大事なもう一つの理由は収入アップです。
仕事楽しく、収入も上がれば、自分も家族もハッピーになります。
自分にとっての転機となった出来事
私は営業を3年ぐらいやってみて向いてないと思ったら辞めて職種を変えようと考えていました。
そんな中、転機となった出来事がありました。
私は若い頃、なぜか奥様ウケがよく、車を点検で取りに行ったりすると、お茶とかお菓子をご馳走になったりしていました(内心若い女性にもこのぐらいモテたらいいのになぁ〜なんて思ったりもしていました)。
で、その中の1人の奥様が事故をしたんですね。
私は休日だったのですが電話がかかってきて助けに行ったのです。
すると、いつも元気だった奥様が怯えた様子で茫然としており、すぐに事故対応を行って、その場の対応を解決し、その後修理対応等を行って、事故発生から事後処理までサポートをしました。
この奥様それ以降も本当に私のことを良く言ってくれて、本人の買い替え、紹介、さらに生命保険も私を通じて加入してくれたのです。
この時に、「全く売ろうとしなかったのに、売れてしまっている」という事に気づきました。
営業として働き始めて、買ってほしいという気持ちで仕事をしていたのですが、買ってくださいと言わなくても売れる。
ここではじめて営業職の本質を感じた気がしたのです。
この出来事をきっかけに、もっと真面目に営業職に取り組んでみようかなと思い、職種を変えずに今まで営業を続けています。
ちなみにこの事故が起きた日、私は当時お付き合いをしていた彼女と遊びに行く予定が入っておりまして、最初電話があった時はお断りをしようと思ったのですが、当時の彼女が、「お客さんなんだから行ってきな!」と言ってくれたおかげで、このようなことになりました。自分て本当最低だったなって思いますし、当時の彼女には本当感謝しています(笑)
感謝されると気持ちがいい
よく営業職は顧客の課題解決が仕事なんて言われますが、この時はそんな事を理解していませんでした。
ただ、とりあえず喜ばれる事をしてみようと考えて取り組むようになりました。
先ほどの奥様の自動車事故の対応、カーナビの使い方がわからない人に設定方法を教えてあげたり、自動車保険の内容見直しを行うことで過払いの診断など。
ちょっとした事でも感謝されると自分も気分がよかったし、自分の成績にも繋がったし、顧客からの信頼を感じられる事でやりがいも感じたものです。
今の仕事を選んだ理由
上記の仕事を経験した後に、数社を経て現職に就きました。
在籍した企業は業界大手もありましたが、現在は少し小さい会社で働いています。
理由は、自分の活動で会社を大きくしていく実感を持ちたいと思ったからです。
今までいた大手のように既にある程度完成された状態よりも小さい会社を選んだ方がそれを実現できると考えたのです。
・活動内容の裁量がより大きい。
・成果を出すのに自分のやり方次第で大きくも小さくもなる。
より責任が大きくなりますが、このような環境で営業として更にスキルアップをしていきたいと考えています。
でも、これが本当にやりたい事かどうかは自分でもわかりません。
なんとなくやった方が少し先に楽しみが待っているような気がするからやっています。
選んだというか、降ってきたというか、そんな感覚で今の仕事は選びました。
やりたい事はその内理解できるといいなあなんて思いつつ。
目の前の仕事を楽しんでいます。
サポートよろしくお願いいたします。今後も転職や営業関連の発信をしてお役に立てれば幸いと思っております。