低レベで最強装備を身につけても話は進まない

定年になったら何したい？と話題になる事はありませんか？
私はやり残したRPGゲームをゆったりのんびりやっていきたいと思う今日この頃。そんなこんなで上記のようなタイトルをつけてみました。

”高い給料もらっているのに、マジで仕事できない奴”

こんな人あなたの周りにもいませんか？
仕事できないから何言っているか意味わからん。
相談しても解決しない。トラブルだけは作ってくる。
なのに給料高いから無駄に自信だけはある。

こんなクソ迷惑で仕方ない人に久しぶりに会ったので記載したいと思います。

低レベで最強装備を身につけても話は進まない

まず「レベル」と「最強装備」についてです。

レベルについて

ここで言うレベルってのはドラクエと同じ感じですね。
経験値が積み重なってレベルがあがりますので、それと同じで仕事でも経験が積み重なってレベルが上がると考えてもらって構いません。

敵を倒し、経験値を得る。仕事で成果を出して経験値を得る。
そしてレベルアップしていくといった意味では同じと考えます。

最強装備について

そして、「良い装備」と例えたものはもう少し多くて
現在の収入、役職などに当たると思っています。

本来適切にストーリーを進めていく段階でレベルと共に収入が上がったり、役職が上がったりするものですが、それが何かバグが発生し、装備品だけ良いものが手に入ってしまうということが我々社会にはよくあると思っています。

なぜ良い装備品だけが早く手に入ってしまうのか

これにはいくつか要因があると思います。
もちろんベストなのは先ほども記載した通り、経験を積み、成果を出し、それに伴う役職、収入がついてくるというのが理想的かと思っています。

しかし、そうでないことも多々あってそれは以下に当たると思います。

①有名大手企業に在籍する

全てではないかもしれませんが、日系の大手などは伝統的な年功序列という文化がまだまだ残っています。年齢と共に昇給してしまうというチートみたいな環境です。

これを経験すると何か良い仕事をしていてもそうでなくても昇給されてしまうのです。
筆者が出会ったクソ迷惑な方はこのような企業出身でした。

②社内上層部に気に入られる＝社内営業

顧客に対してはクソ程弱いのに、社内への気に入られ方がしっかりしていることで役職者に抜擢されるケースですね。

これもまた部員は不幸を招くケースです。

レベルが上がっていない状態で装備品が整う弊害

当然ではありますが、このように低レベル状態で装備品だけ整えても仕事は前には進みません。

ドラクエなんかでもそうですよね。
レベルが上がっていないとストーリーに出てくるボスキャラは倒せません。

仕事でもそうです。
収入は高く、役職はついている。
しかし、現実目の前の課題(ボス的なもの)を解決をすることができない。
なので、一向に仕事が捗りません。

これが部下がいる状態だと最悪です。
相談してきてもまともな回答ができないので、部下の仕事を終わらせてあげることができない。

もっと最悪なのは、勝手に訳のわからん仕事だけ作ってきて、部下に中途半端にパスをしてくるなどです。
自分は仕事を取ってきた、うまくいかないのは部下のせいだと騒ぐ。

こうなると人に害しか与えないので存在自体がマイナスです。
何もできないでプラスマイナス0の人よりもタチが悪いです。

このように低レベル、最強装備な人というのは周囲に悪循環を作ってしまう人なのです。

対処方法

関わらない

まず第一にこのようにできるのであれば関われば関わる程自分に危害が及びますので、このようなタイプの方だなと判断した段階で距離を取ることをおすすめします。

触らぬ神に祟りなしとはこのことです。

人事などに相談する

どうしても関わる必要がある場合、めちゃくちゃストレスになると思います。
その場合には人事などに相談してみましょう。

その際にも愚痴になるような言い方はせずに、淡々と事実を話すのみにとどめましょう。

〇〇さんはこのような現状です。
おかげでこのようなことが起きています。
自分自身はこのように行動しましたが、もう限界です。

本気で説明すれば理解して対策を取ってくれるかもしれません。

転職

上記を行っても状況が改善されないのであれば転職という手があると思います。

そもそも仕事で成果を出せない人材を役職につけ、企業が求める成果を出せない状況にしている会社にしがみつく必要はありません。

自分を信じて次に自分を求めてくれる場所に環境を変えていくことも大切になってきます。

自分がこのような人にならない為には

正直、特別な事はありませんが、ゲームと同じように敵を倒し(目の前の課題解決)、成果を出してレベルを上げていくしかないと思います。

若い時、私は自分の仕事で成果を出すことに集中すべきだと考えます。
成果を出したことがあるという経験値が自分をレベルアップさせてきたと思うからです。
おかげでどのような状況でも冷静に考えて、複数の環境で成果を出すことに成功できました。

コレが逆で若い時に社内営業に走ってしまうと仕事の本質である成果を上げるということから逃げる形になってしまいます。
すると上記のような他人に対して迷惑な害でしかない人になってしまうと考えます。

なので、社内で成り上がるのも大事だけど、まずはレベル上げていこうぜ(目の前の仕事で成果を出していこうぜ)というのが私の考えです。

まとめ

レベルと装備品が合っていない人はとこにでもいます。

レベルが伴わないにも関わらず良い装備品が与えられてしまう事は往々にしてあります。
そしてそれに伴う弊害も発生します。

そんな人に対しては関わらないか、人事に相談、それでもダメなら転職という手もあります。

自分もそんな風になりたくなければきちんと目の前の仕事で成果を出して、きちんとレベルアップをしていきましょう。