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お茶出し事件② 思うこと

続き

結局他の人からは発言がないまま、男性管理職の登場により解散となった。

所感

前提として、自社ならではの状況があったと思う。そもそも長らく女性総合職がいなかったことで、女性=一般事務職という考えが根強い会社だった。その上で、男性社会に適応してきた女性自身の考え方も同様になっていったらしい。女性を極端に排除したり、逆に持ち上げたりということもある。

彼女たちが「女性だからお茶出しを任されている」のだと認識していたのはなぜなのか。待遇も仕事の責任も異なるのに、そうさせたのは誰なのか。

男女平等というのは難しい問題で、スキルや経験は男女関係なくとも、体力差や傾向によりどうしても違いがある。過剰に反応するフェミニストの印象も悪い。わたしは仕事柄、「平等」「冷静」に考えるのが大切と考えている。性別を意識してしまうこともあるけど、それはあくまでも各人の個性であって、得意不得意があるものだと考えたい。

そんな思いもありながら、男性社員に強く当たるおじさんが自分たち女性社員には優しい場合、それをラッキーと感じてしまってもいる。(男性も男性であるメリットを享受できることもあると思うけど)

女性の少ない会社だからこそ、フルキャリを目指しているし、後輩から見たモデルケースになりたい。ただ、本当の平等というのはどこまで突き詰めても無理がある。

まずは問題提起することで、自社の性別役割分担意識を変えていきたいと強く思う。

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