みんな何かを抱えている
SNSで繋がっていて、お互いに家族構成などなんとなく知っている学生時代の友人。
そんな友人とDMで話していると、去年パートナーに裏切られたと聞かされた。
独身の頃は何度か飲みに行ったこともあったけど、今となってはお互い親になり、なかなかすぐに逢うのは難しく、私はすぐに駆けつけられない現実がもどかしかった。
自分がのほほんと生活している時、友人は傷ついていたのかと思うと、なんとも言えない感情が私を支配する。
友人はSNSにマイナスなことは書かず、家族仲も良さそうに見えていたのだ。
SNSは、切り取られたほんの一瞬で、しかも"かなりいい面"しか見えない。
だからこそ、その背景には気づきにくいこともある。
すれ違う人も電車で同じ車両に乗った人も、口にしないだけでプロポーズされた人もいれば、つらい別れを経験したばかりという人もいるだろう。
当たり前だけど、今日、全員が同じ感情で過ごしているわけではない。
見えている部分が真実とは限らないから、やっぱり言葉選びって大切だなと改めて思う。
"言葉ひとつで無意識に、悪気なく相手を傷つけるかもしれない"と日頃から気をつけていれば、言葉選びや話し方も慎重になる気がする。
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