![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162014253/rectangle_large_type_2_97b973a0dcadb4bd1e324961ff54080b.png?width=1200)
【#1】21歳で自殺を選んだ姉から学んだこと。
私の8つ上の姉。
それが1番歳が近い家族であった。
そんな姉が自殺して11年経った。
とっくに姉がこの世に生きた年月を超えてしまったよ。
私の姉
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162014844/picture_pc_55556594a7b46691a7e3c9dd2afd7334.png?width=1200)
姉は友達が少なかった
私の姉は小学校はお受験を経て
6年間私立の学校に通学して頭が良かった。
しかし、中学は私立進学せず地域の中学校に行ったらしい。周りは小学校からのお友達同士で固まっている。
『それはまるで、知らない群れに放たれた迷い羊』
そんな中でも唯一仲良くなったあの子。
いつもニコイチだったみたい。
姉はまた羊になる
16歳の姉は、あの子とは別々の高校へ進学した。
『また迷い羊』
羊という動物は基本的に集団を作って生きるものです。理由は、羊はほかの動物と争って勝てるようなものを備えていないからです。
いつからかわからないけど姉の腕には、複数の細い傷があった。
自傷行為=自殺行為ではない。
自傷行為は、つらい気持ちを和らげる“生きるため”の行為である。
振り返って考える
まるで群れを持てずに孤独に耐え怯える羊に見えた。だからこそ表面的に鎧を纏って生きていたと思う。
そうやって生きていると、どこで・誰に・どのくらい弱音を吐いて良いのかわからなくなる。
自傷行為をして家族や周囲に心配されることで味方(群れ)を作りたかった"弱音を吐き出す"過程としての行動だったのではないか。
それに私の親や友達は気づいてくれたのであろうか…
8歳の私には何も見えてなかった。
ただ優しい頭のいいお姉ちゃんだった。
今(姉・貴方・私)に伝えたい
戯れなくていい、群れなくていい。
自分は心の底からどうしたい?
どうなりたい?それを考えてみて
note沢山書いてみる。【自己理解】
貴方の周りに弱った人、鎧を纏った人はいませんか?
「大丈夫?」の前に少し自分の弱さを吐き出し共有してみて。
相手も弱さを少し吐き出してくれるかもしれない。
少しだけ扉に他者が入る隙間をつくってみて。
【他者配慮】
見て見ぬふりする傍観者が1番の加害者だと思う